ポケモンGO 配信開始、観光産業との連携に期待
アメリカに本社を置くNiantic,Inc.は7月22日に、日本でのスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」の配信をスタートした。先立って配信されたアメリカでは、2千万以上のダウンロードがなされ、一大ムーブメントを引き起こしている。
同ゲームは、地図と連動し、現実世界を移動しながらポケットモンスターを捕まえるもので、観光産業での活用に期待がかかる。
陣取りゲームの要素も兼ね備えており、日本でも、歩きスマホや運転中の余所見などトラブルが発生している。
その一方で、鳥取県の平井伸治知事は、「砂の多い砂丘でありますので、スナ(砂)ホ・ゲームであるということでございまして、鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区の宣言をここにさせていただこうと思います」と知事記者会見で語り、「ポケモンGO」を県内への誘客の一手段として捉える姿勢を見せた。
出歩かなければ、成果を得られない仕様となっており、観光産業との連動に注目したい。(6面に関連記事)
【謝 谷楓】