test

規約説明会を実施、7月には大学で出前授業も(旅行業公取協)

説明会のようす
説明会のようす
中峰秀紀委員長
中峰秀紀委員長

 旅行業公正取引協議会(菊間潤吾会長)は、9月2日東京都内で、「2016年秋季公正競争規約説明会」を開き、東京都内で旅行業に携わる関係者約300人が参加した。説明会は2部構成で、前半に「表示規約」、後半に「景品規約」の説明が行われ、講師は同協議会専門委員会の中峰秀紀委員長が務めた。

 中峰委員長は、表示規約の説明の中で同協議会のロゴマークについて触れ、「ロゴマークの認知度を高めることで、会員の旅行会社は『安心な旅行を提供している』という信頼ができる。会員の方々は積極的にマークを表示してほしい」とコメントした。

 なお、説明会は東京を皮切りに、富山、大阪、千葉、静岡、松山、長﨑、名古屋の計8都市で計12回行われる。

 また同協議会は、7月20日に東京都渋谷区の東海大学代々木キャンパスで、観光学部観光学科の学生を対象に「公正競争規約」に関する出前講座を行った。同協議会では、全国の大学で観光について学ぶ学生たちを対象に、旅行業界の景品と表示に関する自主的なルールである〝公正競争規約〟について、理解を深めてもらい、協議会の活動や、旅行広告に関心を持ってもらうことを目的に出前講座を行っている。

熱心に講義を聞く学生たち
熱心に講義を聞く学生たち
袋井等事務局長
袋井等事務局長

 講師として登壇した同協議会の袋井等事務局長は、規約についてさまざまな事例を交えながら解説。学生たちは、一つひとつの事例や、規約に関する重要ポイントなどを聞き漏らすことがないように、熱心にメモを取りながら講義に臨んでいた。

 袋井事務局長は「表示規約違反事案の中には旅行会社に直接的に責任がない場合もある。しかし、規約では、当該広告表示を行った旅行会社が違反に問われることになる」と言及し、学生に対して正しい広告を選択したうえで、旅行商品を購入してもらいたいと説明した。
 
 
 
 
 
 
 
 

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。