佐賀の夜は県庁で
近年、全国各地でプロジェクションマッピングを使った演出やイベントが盛んだが、佐賀県では今年7月から、全国でも珍しい県庁の展望ホールを会場にしたプロジェクションマッピングを実施し、注目を集めている。
佐賀県が、新たな夜の楽しみを創出しようと、東京駅やあべのハルカス、名古屋テレビ塔など、数々のプロジェクションマッピングを手がけてきたクリエーター集団「ネイキッド」とコラボして制作したもの。ガラス窓をスクリーンにして、太古から現在に至る佐賀の街の変遷を約10分の映像で映し出す。上映後は、佐賀市内のリアルな夜景が眼前に広がるという演出だ。
入場は無料。来年3月31日まで、毎日午後6時30分から10時まで実施する(日・祝日は同9時まで)。佐賀に訪れた際はぜひ。
【塩野 俊誉】