四季と伝統を感じる旅、来春「四季島」運行へ(JR東日本)
JR東日本は2017年春から、新たなフラッグシップに位置付ける「TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島」の運行を始める。「四季島」は日本の古い国名「しきしま」をもとに命名。美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車という想いを込めている。車内デザインは「和」を基調として和紙と漆、金箔のほか、沿線ゆかりの工芸品を使用した。
上野駅を出発し日光と、函館、洞爺、青森、新津などを周り、上野駅に戻る3泊4日のコースなど3コースを設定。出発駅になる上野駅構内には、乗車客専用のラウンジ「プロローグ四季島」を新設する。また1泊2日コースで立ち寄る長野県の姨捨駅(おばすて)に夜景を楽しめるバーを整備するなど、新しい沿線の魅力も用意する。
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同社で17年5―6月出発分を販売したところ、募集件数187件に対し平均倍率6・6倍の1234件の応募があった。また、7―8月出発分では募集件数153件に対して、平均倍率6・2倍の941件の応募があり、運行前から非常に注目度が高い。
詳しくは専用サイト(https://www.jreast.co.jp/shiki-shima/)まで。