体力づくりの年に、JFと本部事務所を一体化(JNTO)
日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)は1月26日、事務局を移転したばかりの四谷国際ビル(東京都新宿区)で記者会見を開き、国際交流基金(JF)との本部事務所一体化や、新しいロゴとタグラインなどについて紹介した。松山理事長は、「今年は、2020年のインバウンド4千万人と、旅行消費額8兆円達成に向け、体力づくりを行う年になる」と抱負を述べた。
また、「歴史や文化など、訪日外国人観光客の関心が体験へと移りつつある。連携を一層強化していきたい」と、文化交流を担う国際交流基金と、本部事務所を共有するメリットについても強調した。
新たなロゴと、タグライン“日本の魅力を、日本のチカラに。”については、「コーポレートアイデンティティーの柱にしていきたい」という。
統合型リゾート(IR)整備推進法案に対して、懸念事項はあるものの、「国際会議など、1万人超の大規模会議を誘致できる施設があれば、日本の魅力はさら高まるはずだ」と、個人の見解を示した。