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「山照(やまてらす)」オープン、雲仙福田屋の新館(2月9日)

パノラマ露天風呂「薫風の湯」(イメージ)
パノラマ露天風呂「薫風の湯」(イメージ)

 長崎県・雲仙温泉の雲仙福田屋は2月9日(福の日)、本館の隣に露天風呂付き客室や展望露天風呂、食事処などを備えた新館「山照(やまてらす)―別邸―」をオープンする。

 源泉掛け流しの露天風呂付き客室は、テラス付きや中庭吹き抜けタイプなど7タイプを用意。すべてツインベッドを備えており、内装は梁の一部が張り出すなど、全体的に落ち着いた民芸モダン調となる。

 パノラマ露天風呂「薫風(くんぷう)の湯」は、宿泊者専用の展望露天風呂。朝晩男女入れ替え制で、源泉掛け流しのぜいたくな温泉と、国立公園にもなっている雲仙の美しい景色を堪能できる。サウナも備わる。

 食事処は全部で3カ所。プライベートダイニング「鍋団欒」は、創業以来49年続く秘伝の「好いちょる鍋」をはじめ、しゃぶしゃぶ、季節の変わり鍋など、鍋料理にこだわった店。鉄板焼「桜橋」では、長崎和牛や長崎県近海の海の幸を、目の前で調理して提供する。

 このほか、幻の「高来蕎麦」など、地元の味にこだわった料理が味わえるテラス付きの「山カフェ―力(リッキー)―」もある。夕方は湯上りの憩いスペース、夜は懐かしのレコードが楽しめるバーになる。

 新館オープンに合わせて、本館1階にある食事施設はすべて閉店。食事処はすべて別邸に集約させる。

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