〝消費も回復傾向〟、春節の伸び率25%増に(観光庁 田村長官)
田村明比古観光庁長官は2月15日に行った会見で、今年の春節の動向について、「訪日数はおおよそ25%増加している」と報告した。増加要因として、今年の春節は1月27日―2月2日と、昨年(2月7―13日)よりも1月側にずれ込んだことにより、堅調に推移したとみられる。また、免税販売状況も前年と比較し、客数・売上ともに増加していることから、消費も回復傾向にあるとの見解を示した。
また、2月24日から始まるプレミアムフライデーについては、旅行需要では近距離の海外や国内旅行においては、一定のプラスになると言及。そのうえで、我が国の働き方改革について田村長官は、「プレミアムフライデーにとどまらず、有給休暇取得のための対策に、政府一丸となってこの課題に取り組んでいかなければならない」と語った。