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女将サミットのつながり

2017年7月1日
編集部

 「あっ、今大切な時間のなかにいる」。そう感じることが時々ある。

 5月、吉本加代子さんをはじめとする全国女将サミット石川大会(15年)の運営委員が軽井沢に集まった。その夕食の席がそうだった。久しぶりの再会に、近況を報告し合う場面。誰かが伝えた言葉を大事に包んで持ち帰る。そんな比喩がピッタリな、仲間だからこそ共有できる優しい時間がそこにあった。

 一方、さすがは女将さんと感心する場面も。来年開催の日取りと、会の名前「ルビー会」まで決めてしまうとは。恐れ入りました。

 来る5日、28回目の大会が新潟市内で開かれる。今年はどんな出会いが待っているのだろう。かかわりや参加をきっかけに、新しい交流が芽生えたなら。こんなにうれしいことはない。

【鈴木 克範】

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