“300会員を目標に”、ノウハウ結集し協力を(日本観光施設協会)
日本観光施設協会(西山健司会長、191会員)は6月29日、東京都内で2017年度定時総会を開いた。会員拡大を喫緊の課題とし、300会員を目標に据えた。
西山会長は「一般社団法人になって今年で4年を迎えた」と述べ、「日本の旅行スタイルも団体旅行から個人化へと移行している過渡期。今後、市場の変化にどのように対応していくかが問われる。約200会員のノウハウを結集し、協力することが大事」と強調した。
今年度は、組織の確立と財政基盤の確保のために会員拡大を第一の課題に据える。また、「旅の駅」ブランドの向上に向けては、店舗ごとに研修教育の実施や、お客様サービスの向上、バリアフリー設備・AEDの設置などの取り組みを進めていく。
さらに、「観光バス業界とは車の両輪」(西山会長)とし、料金改定や、安心・安全の問題など、さまざまな角度から検討を続ける予定だ。