test

「ENGLISH(英語)×RAKUGO(落語)」を楽しめる無料イベント開催。英語で落語を浅草のホテルで体験

2017年10月2日
編集部:平綿 裕一

2017年10月31日(火) 開催

浅草 雷門(画像はイメージ)

アゴーラ・ホテルアライアンスのアゴーラ・プレイス浅草は、日本文化の落語を“英語”で楽しめる無料のイベント「RAKUGO – Japanese Traditional Narrative Art -」を2017年10月31日(火)から、毎月最終火曜日に開く。訪日外国人旅行者が気軽に落語の世界を体験してもらえるようにした。

 浅草にある同ホテルの宿泊者は、約75%が海外からだという。これまで、日本文化の深さや面白さを感じてもらおうと、 江戸切子グラスの製作体験プランや、着物を着て浅草散策ができるプランなど、日本文化体験シリーズを展開してきた。このシリーズをさらに多くの客に、気軽に体験してもらうため、伝統話芸「落語」を英語で楽しめる無料イベントを月1回開催するに至った。

外国人に分かりやすい演目を英語で披露

「RAKUGO(落語)」を訪日外国人旅行者に伝える

 落ちのある話“落とし咄(ばなし)”から生まれた言葉「落語」。江戸中期から後期にかけて各地で「寄席」が作られ、浅草にも今日まで続く落語定席があり、日本人には非常になじみ深い、シンプルで身近な芸能として浸透した。身振り・手振り・表情のみで1人で何役も演じる演者の技巧と、聴き手の想像力で、世界が広がる趣深い伝統芸能だ。

 今回の演者には、鹿鳴家英楽(かなりやえいらく)氏を迎える。鹿鳴家氏は、2代目桂枝雀師匠の影響を受けて英語落語を始めた。落語立川流に属した経緯もあり、現在はキャナリー英語落語教室を主宰し、英語落語の普及に務めている。

 今回のイベントについて、 鹿鳴家氏は「歌舞伎・日本舞踊ではなく、『落語』という日本ならではの言葉を通じた文化を知ってもらえる場になれば」と期待を寄せる。当日は、訪日外国人旅行者も分かりやすい演目を英語で披露してもらう。今回は同ホテルの宿泊客はもちろん、宿泊していない人も自由に聞くことができる。

宿泊客以外も自由に聞くことができる

RAKUGO – Japanese Traditional Narrative Art – 開催概要

開催日:初回2017年10月31日(火)。以降、毎月最終火曜日開催 時間:午後1:00~午後1:40(2演目) 場所:アゴーラ・プレイス浅草 2階共用エリア 出演者:鹿鳴家英楽氏 ※演目の内容は回によって変更する。宿泊者だけでなく、宿泊客以外も自由に落語を聞ける。

鹿鳴家英楽(かなりや えいらく)氏

神田外語大学・駒澤大学講師。愛知県生まれ。1981年、上智大学外国語学部を卒業。1991年、テンプル大学大学院を卒業し、教育学修士。

 落語は立川談志に強い影響を受け、 1983年に談志が落語立川流を創設した直後に立川流に参加している。英語落語は、同じころ、英語落語を始めた上方の桂枝雀の活動に触発されたことが始めるきっかけとなり、現在は「キャナリー英語落語教室」を主宰。落語の他、色物としてウクレレを弾き、端唄、俗曲、都々逸、 Jポップスなどを日英両語で歌う活動も行っている。

□アゴーラプレイス浅草 問い合わせ

tel:03(3842)8421 〒111―0042 東京都台東区寿2―2―9

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。