ソラシドエア「恋空」プロジェクト20機体目を整備 長崎県南島原市「手延そうめんのまち おいしい南島原号」就航
2017年10月6日(金) 配信
ソラシドエアが『空恋~空で街と恋をする~』プロジェクト20機目、長崎県南島原市「手延そうめんのまち おいしい南島原号」を整備。9月29日(金)に初フライトを行った。
機体には、ご当地キャラクター南島原市PR大使「ベイガ船長」と市の花である「ひまわり」が描かれ、ベイガ船長がおいしそうに特産品の手延そうめんを食べている様子が描かれている。機内のシートポケットには、南島原市の情報誌を用意し、客室乗務員は南島原市オリジナルのエプロンを着用して機内サービスを実施。約1年間南島原市の魅力を全国へ向けPRする。
□ソラシドエアの「恋空」プロジェクトとは
「空恋」は、ソラシドエアの機体活用プロジェクト。地域振興を目的に、1機体1自治体を基本に、機体側面に地名を表示。機内では、各自治体独自の方法でPRを行う。
現在同機のほかに、鹿児島県曽於市「ギリギリ鹿児島 そお市号」と大分県杵築市「特産品ブランド・きつきのきづきPR号」が就航。過去には大分県国東市「世界農業遺産の里 国東号」なども運航していた。
□長崎県南原市は、全国屈指のそうめん生産地
長崎県南島原市は、長崎県島原半島の南東部に位置し、北は雲仙普賢岳、南は有明海をはさんで熊本県天草地域に面している。特産品の手延そうめんは全国屈指の生産量を誇り、全国的に流通する島原手延そうめんのほとんどを生産する。
また南島原市には、島原・天草一揆の舞台「原城跡」があるなど、日本におけるキリシタン文化を知ることができる歴史の深いまち。原城は2018年の世界遺産候補「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ。