JTB中部×熱海市、「意外と熱海」から「やっぱり熱海」へ新たな熱海市観光ブランド・プロモーション事業展開
2017年10月12日(木) 配信
JTB中部(松本博社長、名古屋市中村区)は、2013年から熱海市より委託されている熱海市観光ブランド・プロモーション事業の一環で新たなキャンペーンを展開する。
JTB中部と熱海市は、2013年度から観光誘客で連携。温泉以外の熱海の魅力を四季ごとに統一したコンセプトを持って発信する「意外と熱海」キャンペーンを展開してきた。今回の新キャンペーンでは、食をはじめとする熱海市の地域資源のさらなる発掘と、情報発信などを強化し、旅行者に「意外と熱海」から「やっぱり熱海」と感じてもらえるよう、さまざまな仕掛けづくりを行っていく。
□さらなる誘客促進へ、熱海市の新たな魅力発信
熱海市の2016年度の宿泊者数は、301万人と2年連続で300万人を超え、2013年度に立てた「入湯人員275万人泊」の目標数値を大きく上回っている。300万人突破の背景には、2013年からスタートした熱海市観光ブランド・プロモーション事業「意外と熱海」キャンペーンの影響が大きく、一定の成果を得ている。
新キャンペーンの「やっぱり熱海」では、四季のテーマに沿った新コンテンツの開発を行う。具体的には、熱海市の名産である橙(だいだい)を使った新メニューを、市・JAあいら・料理研究家・市内飲食店がタッグを組み開発し、季節を感じることができる「熱海ブランド」の一つとして確立させていく。
また、熱海ゆかりのテーマ観光として、源頼朝ゆかりの寺院などを参拝するバスツアーの販売を行うほか、静岡県立大学と連携して外国人観光客向けのスマートフォンアプリを2018年春にリリースする。
そのほか、官民協働で「ご視察さんいらっしゃい」と題した仕掛けづくりを行う。行政視察や民間企業視察などを積極的に受け入れ、誘客促進をはかる。
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