伊勢と熊野の二大聖地を結ぶ「熊野古道伊勢路」 熊野古道セミナーを10月14日(土)東京、10月29日(日)・11月19日(日)大阪で開催!
2017年10月12日(木)配信
三重県(鈴木英敬知事)は、世界でも珍しい道の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の価値や魅力などを伝え、熊野古道への来訪促進をはかるため、首都圏営業拠点「三重テラス」(東京都)と近鉄文化サロン阿倍野(大阪市)で「熊野古道セミナー」を開く。
「紀伊山地の霊場と参詣道」の中でも、伊勢神宮からいくつもの険しい峠を越え、熊野三山を参拝するために通った“祈りの道”が「熊野古道伊勢路」。今回のセミナーでは、熊野市の担当課長として世界遺産登録に尽力した三石学氏(熊野旅の文化企画代表)と、総務省のふるさとづくり大賞受賞者でもある内山裕紀子氏(くまの体験企画代表)が美しい石畳道、雄大な熊野灘の景観を楽しめる「世界遺産 熊野古道伊勢路」の魅力を伝える。
□東京会場 開催概要
日時:2017年10月14日(土) 午後7:00~午後8:30
会場:首都圏営業拠点「三重テラス」2階イベントスペース
(東京都中央区日本橋室町2丁目4番1号)
テーマ:「世界遺産・熊野古道伊勢路 ~心をつなぐ道、救いの道~」
講師:三石学氏(熊野旅の文化企画代表)
内容:
いにしえより大勢の巡礼者が熊野を目指した。
熊野には人々に必要な何があったのか?観音信仰の伊勢路を辿りながら善根宿や小栗判官・照手姫の物語などを通して、熊野古道が人々の救いの道となった歴史などを話す。
定員:50人(先着申込順)※席わずか。事前の確認をお願いする。
申込方法:
・Eメールの場合
タイトルに「熊野古道セミナーin三重テラス 参加申込み」
本文に「お名前」をご記入のうえ、以下のメールアドレスへ申し込み。
E-mail:kumanoko@pref.mie.jp
・fax、郵送の場合
参加申込書に必要事項を記入のうえ、
三重県地域連携部南部地域活性化局東紀州振興課まで申込をお願いする。
□大阪会場 「開催概要」
会場:近鉄文化サロン阿倍野(大阪市阿倍野区阿倍野筋2-1-40 and4階)
◆第1回
日時:2017年10月29日(日) 午前10:30~午後12:00
テーマ:「熊野古道伊勢路を歩いた人々 ~先人たちの思いを追体験~」
講師:内山裕紀子氏(くまの体験企画代表)
内容:
伊勢から熊野を目指し、多くの人々が願を胸に歩いた熊野古道伊勢路。 先人たちは険しく厳しい道のりの中で、どのような体験をし、どのような思いで歩いたのか。地域に残るエピソードや史跡・文献などから探ってみましょう。
定員:50人(先着申込順)
◆第2回
日時:2017年11月19日(日) 午前10:30~午後12:00
テーマ:「世界遺産・熊野古道伊勢路 ~心をつなぐ道、救いの道~」
講師:三石学氏(熊野旅の文化企画代表)
内容:
いにしえより大勢の巡礼者が熊野を目指した。熊野には人々に必要な何があったのか?観音信仰の伊勢路を辿りながら善根宿や小栗判官・照手姫の物語などを通して、熊野古道が人々の救いの道となった歴史などを話す。
定員:50人(先着申込順)
申込方法:申し込み・問い合わせは近鉄文化サロン阿倍野までお願いする。
tel:06-6625-1771
受付時間:午前10:00~午後8:00
(日曜日と9月29~30日、10月30~31日のみ 午前10:00~午後5:30)
□世界で珍しい道の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
日本のほぼ中央に位置する紀伊山地には、「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」と3つの霊場がある。自然崇拝に根差した神道、中国から伝来し日本で独自の展開を見せた仏教、その両者が結びついた修験道など、多様な信仰の形態が育まれてきた。2004年7月、この3つの霊場とそれらを結ぶ参詣道、そして自然と人の営みが長い時間をかけて形成した文化的景観が、人類共有の財産としてユネスコに認められ、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。
□二大聖地を結ぶ祈りの道「熊野古道 伊勢路」
日本人にとって特別の場所である「伊勢神宮」から、いくつもの険しい峠を越え、熊野三山を参拝するために通った“祈りの道”。古くには「伊勢に七度、熊野に三度」という言葉もあったほど、誰もが訪れたいと願う憧れの地で、今でもその景観や歴史、文化が随所に息づいている。