あらゆる情報を1台に集約し、的確な案内が可能に 成田国際空港、「infotouch」を開発
2017年10月23日(月) 配信
あらゆる情報を1台に集約し、的確な案内が可能に――。成田国際空港はこのほど、次世代双方向型デジタルサイネージ「infotouch」を開発した。第 1 ターミナル中央ビル 1 階ビジター・サービスセンター内と第 1 ターミナル第 5 サテライト 3 階(10月31日から)に設置。利用者1人ひとりのニーズにあわせたタイムリーな情報を提供する。
「infotouch」には、新たに開発した「高精度屋内デジタルマップシステム」を搭載し、正確な縮尺で目的地までのルートを表示。階層移動を伴う場合は、階段の少ないルートへの切り替え検索も可能にした。また搭乗券のバーコードをスキャンすると、カウンターや搭乗口、距離、移動時間、フライト情報などが表示される。
対応言語は日本語のほか、英語や中国語(簡、繁体字)など9言語。1部言語では、テレビ電話を通じ、案内スタッフと通話ができるほか、発音した内容を認識し、キーワード検索する「音声認識」も用意した。