ニャースが佐賀県庁を訪問、記者会見を実施
2017年10月27日(金) 配信
佐賀県は10月25日(水曜日)から、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環で、TVアニメ「ポケットモンスター」シリーズがこの秋放送1千回を迎えることを記念し、新たなプロジェクト「ニャース気球佐賀襲来!~気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!~」を始める。
プロジェクト開始にあたり、TVアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」(テレビ東京系列にて毎週木曜午後6時55分より放送中 ※一部地域をのぞく)に登場するニャースが佐賀県庁を訪問し、自治体としては異例の発表記者会見を行った。
□悪の組織「ロケット団」のニャースが佐賀県庁を訪問
佐賀県庁で行われた発表記者会見には、TVアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」に登場する悪の組織「ロケット団」のニャースと、佐賀県の山口祥義知事が、ロケット団のボス・サカキに扮した「サガキ」として登壇。冒頭、山口知事が「我々佐賀県は、本日よりロケット団傘下に加わり、団員集めに協力します」と衝撃の発表をすると、会場からはどよめきが起こった。
続いて同席した佐賀県広報広聴課サガプライズ!の岩本麻衣子氏が、ロケット団員の募集概要として、佐賀市内の各地を回りながらミッションを解いていくスタンプラリーを実施し、県民82万人をロケット団員化すると説明。
一方、ニャースは「82万人じゃ少ニャすぎるから、ここはドーンと、1千万人くらいは集めてほしいのニャ」と山口知事に依頼。山口知事は戸惑いながらも、ロケット団員1千万人を目指すことを宣言した。
その後、TVアニメが放送1千回を迎えることとかけて、1千人でピカチュウの人文字づくりに挑戦することが発表されると、ニャースは、自身の人文字ではないことを不服としながらも「ド派手で、ビクトリーな演出だニャ!」と喜んだ。「こいつらを利用して、すべてニャーの手柄にすれば、長年の夢だった幹部昇進・支部長就任も間違いニャしで、いい感じだニャ!ニャは、ニャはは、ニャはははは!」と上機嫌で会場を後にした。
□佐賀県庁旧館前でロケット団旗の掲揚を実施
記者会見を終えたニャースは、ロケット団の団旗を掲げて佐賀県民らにアピールすべく、会見場から佐賀県庁旧館前へ移動。下っぱ団員に指示して団旗を揚げさせると、高く上がったそれを誇らしそうに見上げた。なお、今回掲揚した団旗は、イベント期間中毎日掲揚する。
□嘉瀬小学校に乱入し子供たちを団員に勧誘
将来有望なロケット団員候補を探しに、ニャースは佐賀市内の嘉瀬小学校を訪れた。子供たちと握手をするなど交流を深め、児童は「いつもテレビで見てるニャースと会えて嬉しかった!」「ロケット団になりたい!」と笑顔を見せた。
□スタンプラリースポットで団員誘致活動のようすを現地視察
その後、ニャースはスタンプラリースポットの現地視察をするため、佐賀バルーンミュージアムと佐賀城本丸歴史館を訪問。さっそくスタンプラリーを楽しまれている人や観光客に対し、団員加入を呼び掛けた。
ニャース気球 佐賀襲来!~気球の街でサガせ! ロケット団員1000万人!!~ 公式サイト
□ニャース気球襲来。~気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!~開始
11月1日(水)から5日かんん開催される、アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」(主催:佐賀バルーンフェスタ組織委員会)で、ロケット団の移動手段である「ニャース気球」が登場する。佐賀県では「ニャース気球」の同県上陸を歓迎し、10月25日から、ロケット団員1千万人を目指し、スタンプラリーなどにより団員募集活動を始める。
スタンプラリーは「ロケット団員入団試験」と題し行う。リスニング問題やかくれんぼ問題など、さまざまな能力が試される。「したっぱ団員」「かんぶ候補生」の2コースで、親子で楽しめるスタンプラリーとなっている。なお、県庁旧館2階の県庁CLASSには、ロケット団とのフォトスポットなどを用意した。