NTT西日本と岡山県ら「おかやまWi-Fi」の協定を締結
2017年10月31日(火) 配信
西日本電信電話(NTT西日本)の岡山支店(西谷紀彦支店長)、エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ(NTTメディアサプライ、高橋寛社長)は2017年10月26日(木)に、岡山県(伊原木隆太知事)と、県民や国内外の観光客等の利便性向上、魅力ある岡山の情報発信を目的に、同県内の公衆無線LANサービス(おかやまWi-Fi)の普及促進に関する協定を締結した。
NTT西日本、NTTメディアサプライは、多くの地域における公衆無線LAN環境整備を通じ、観光客などの利便性向上、地域産業の活性化など目指している。一方、岡山県は2007年度からこれまで、独自の公衆無線LANサービス「おかやまモバイルSPOT」を県有施設等へ導入し、展開してきた。また国が推進する認証手続きの簡素化・共通化に対応できるよう、さらなる利用者利便性向上を実現するため、新たな公衆無線LANサービス「おかやまWi-Fi」を整備をはかっている。これらを踏まえ、県内の観光地などに対し、幅広く「おかやまWi-Fi」を展開していくことで3者が合意し、今回の協定締結に至った。
□「おかやまWi-Fi」について
サービス内容:県内の観光・防災拠点等における公衆無線LANサービスを提供。
接続区分(SSID ※1):Okayama_Free_Wi-Fi
設置場所:公共施設など
主たる運営:NTTメディアサプライ
通信可能時間:30分×無制限 ※3
利用料金:無料 ※4
接続区分(SSID ※1):Okayama_Free_Wi-Fi_Lite ※2
設置場所:公共施設、飲食店、ホテル、その他店舗など
主たる運営:NTTメディアサプライ
通信可能時間:30分×8回/日 ※3
利用料金:無料 ※4
サービス提供開始時期:2017年11月1日(水)
※1 「SSID」とは、Wi-Fi で接続するアクセスポイントを識別するためにつけられる名称。
※2 「Okayama_Free_Wi-Fi_Lite」はNTTメディアサプライが提供する、店舗等事業者向けの公衆無線LANアクセスサービス「DoSPOT」( http://www.do-spot.net/index.html )を活用したサービス。
※3 30分経過して利用する場合、一度接続画面に戻るので再度認証が必要。なお、2回目以降は接続ボタンを押すだけで、簡単に接続が可能。
※4 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応でwebブラウザーを搭載したWi-Fi対応機器が必要。機種により利用できない場合がある。
サービス提供場所「Okayama Free Wi-Fi」または「Okayama Free Wi-Fi Lite」のステッカーのある施設 。利用範囲は周囲の利用条件により異なるが、アクセスポイント周辺。
□サービス提供開始時点のサービス提供場所は、以下の26施設
岡山空港
旧閑谷学校
岡山県立美術館 ※6
岡山県立博物館
岡山県立図書館
岡山県天神山文化プラザ
総合グラウンド陸上競技場(シティライトスタジアム)
総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)
総合グラウンド岡山武道館
倉敷スポーツ公園マスカットスタジアム
岡山県美作ラグビー・サッカー場
岡山県岡山国際交流センター
岡山県生涯学習センター
岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館
岡山県総合展示場コンベックス岡山
とっとり・おかやま新橋館
岡山県庁
各県民局・地域事務所
※6 岡山県立美術館は2017年11月10日からサービス開始
利用条件など:利用にはメールアドレスもしくはSNSアカウントによる登録が必要となる。なお、「おかやまWi-Fi」は、一度の利用登録のみで多くのフリーWi-Fiエリアでの接続が可能となるアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi ※7」に対応している。
※7 エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が無料で提供するスマートフォン及びタブレット端末向けのアプリ。
詳しくはNTTBPのホームページまで。
□連携協力する事項とNTT西日本グループ2社の役割
連携協力する事項:岡山県内における公衆無線LAN環境の拡大に向けた「おかやまWi-Fi」の普及促進に関する取り組み
NTT西日本グループ2社の役割:
NTT西日本は「おかやまWi-Fi」の店舗等事業者への提案と、「おかやまWi-Fi」に関する店舗等事業者向けプロモーションの実施。
NTTメディアサプライ:
「おかやまWi-Fi」の提供・保守及び導入に係る問い合わせ、相談対応と「おかやまWi-Fi」に関する店舗等事業者向けプロモーションの実施のほか、「おかやまWi-Fi」の設置情報の作成及び岡山県とNTT西日本への同情報の提供を行う。