変なバー、接客から決済まですべてロボットで
2017年11月13日(月) 配信
コイニー(佐俣奈緒子社長、東京都渋谷区)はこのほど、ハウステンボス(澤田秀雄社長、長崎県佐世保市)が展開する”変なホテル ハウステンボス”内に新たにオープンする”変なバー”に、クレジットカード決済サービス「Coineyターミナル」と、QRコード決済サービス「Coineyスキャン」が採用されたと発表した。
”変なバー”は、長崎県佐世保市ハウステンボスにある「世界初のロボットホテル」としてギネス世界記録認定を受けた宿泊施設、”変なホテル ハウステンボス”内に新たに展開する店舗。接客から会計までのすべてをタブレット内のAIロボットが行うバーとなっている。
世界初の無人の案内・受注・アルコール提供の実現はhapi-robo st(富田直美社長、ハピロボ)がプロデュース。”変なバー”内のシステムは、GRP(ロボット総合プロデューサー)であるハピロボの戦略的パートナーであり『ヒト・ロボ協働型サービスシステム』を提供するUsideU(高岡淳二社長、東京都千代田区)と連携して開発された。遠隔スタッフとロボットが補完し合うことが特徴の1つ。
一方コイニーは、スマートフォン・タブレット端末を使い、どこでも簡単に低コストでクレジットカード決済の利用を可能にする「Coineyターミナル」と、誰でもか簡単にオンライン決済ページが作成できる「Coineyペイジ」を提供。さまざまな業種・事業者に利用されている。2017年4月からは、訪日中国人観光客の受入体制強化を目的に、WeChat Payに対応したQRコード決済サービス「Coineyスキャン」の提供を開始している。
□接客から決済まですべてロボットが
ハウステンボスではハピロボとUsideUにて共同開発する”変なバー”の接客ロボットで、コイニーが提供するキャッシュレス決済を実現するためのソフトウェア開発キット「CoineyKit (※1)」が採用された。これにより接客からクレジットカードおよびQRコードでの決済まですべてロボットにて行うことが可能となり、人員効率の向上と、来店客への非日常体験が提供できるようになった。「今後もコイニーは簡単に使える決済サービスの提供を通じてキャッシュレス環境の整備を推進していきます」(コイニー)。
※1 CoineyKit の概要は以下から
□コイニーについて
コイニーは2012年3月23日に設立。専用カードリーダーとスマートフォン・タブレットを用いた事業者向けの決済サービス「Coineyターミナル」、QRコードとスマートフォン・タブレットのカメラで認証・決済する「Coineyスキャン」と、誰でも簡単に決済ページが作成できる「Coineyペイジ」を展開している企業だ。インターネット環境があれば屋内外問わず、いつでも、どこでも、簡単に使える決済サービスを提供している。