ハードロックが東洋大で寄付講座 インターンも視野
2017年11月16日(木) 配信
ハードロック・ジャパンが、東洋大学で寄付講座「グローバルホスピタリティ論」を開設した。同社米国法人(ハードロック・インターナショナル)の社員による特別講義も開く予定だ。
ハードロック・インターナショナルは、世界74カ国で200施設以上のカフェやホテルを展開。コンサート会場や、カジノ施設も運営するエンターテイメント企業で、グループの総売上は約5.6兆円、世界のカジノ収益ランキングでも上位に位置する。寄付講座は、理論を軸に、ホスピタリティ産業の実態や国際化に触れるものとなっている。
東洋大学は今年4月、従来の国際観光学科を「国際観光学部」に改組。ホスピタリティ業界を担う次世代の育成強化を狙う。今後は、米国のハードロック・インターナショナル・グループでインターンシップを実施する予定で、座学を超えた実践的な教育プログラムが実現しそうだ。