〈観光最前線〉にぎわう熊本城
2017年11月21日(火) 配信
今月初め熊本城に行ってきた。震災から約1年7カ月。平日にもかかわらず多くの観光客でにぎわうようすに驚いた。依然として大部分が立ち入り禁止区域になっているものの、城の大外を回る周遊が可能。少しずつ公開エリアも拡大され、今夏には大きく被災した戌亥櫓を間近で見ることができるようになった。
天守閣はシートですっぽり覆われ、白い屋根がかかっている状態。熊本市は「復興のシンボル」として、天守閣復旧工事を先行させ、2019年の完成を目指している。
19年といえばラグビーワールドカップ。同市も開催地の1つで、組み合わせ抽選では熱狂的なサポーターが多いトンガ、ウェールズなどの試合が決定。多くの外国人客の訪熊が想定され、復旧した天守閣を見てもらう良い機会になりそうだ。
【土橋 孝秀】