顧客ニーズの多様化にあわせHPの利便性向上
2017年11月29日(水) 配信
阪急阪神第一ホテルグループはこのほど、公式ホームページを全面リニューアル。利用者のニーズに合わせコンテンツを切り替え、スムーズな予約を実現させる。
リニューアルはソフトバンク・テクノロジー、サイトコアと共同で実施。日本のホテル業界では初となるコンテンツ・マネジメント・システム「Sitecore Experience CloudSitecore」を導入。サイト内の利用履歴やページの遷移、検索条件などから利用者が必要としている情報を推定し、それに応じたバナーや一部コンテンツの表示の切り替えを可能にした。これにより利用者は希望の宿泊プランの予約やレストランの確認といった目的の達成をスムーズに行うことができるようになり、利便性が向上した。
□リニューアルの背景と利便性の向上
利用者の趣味・趣向の多様化や訪日外国人客の増加に伴い、ホテルの利用シーンが多様化。ホテルの客室数も年々増加しており、不動産サービス大手CBREの調査では、ホテルの客室数は2016年と比較し2020年ごろまでに全国主要8都市で約6万5千室分(26%増)増加すると予測されている。今回のリニューアルは顧客ニーズにあわせて多種多様なコンテンツを用意することで発生する情報の煩雑さや目的のページにたどり着きにくくなるなどの課題解決をはかるもの。