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「世界遺産」を“学び”“触れ合える”新路線誕生

2017年12月11日
編集部:平綿 裕一

2017年12月11日(月) 配信 

静岡県富士山世界遺産センター

富士急静岡バス(土屋忠男社長)は2017年12月23日(祝)、富士宮市に「静岡県富士山世界遺産センター」(世界遺産センター)がオープンするのにあわせ、最寄りバス停を新設し、新規路線「新富士駅~富士山世界遺産センターアクセス線」の運行を開始する(認可申請中)。

 同路線は東海道新幹線・新富士駅と世界遺産センターを乗り換え無しで結ぶ。所要時間は35分ほど。途中富士宮駅のみに停車する特急運転となる。一部の便を除き、外国人観光客にも人気の名勝・天然記念物「白糸の滝」を経由。

 休暇村富士(田貫湖)までの直通運転を行うことで、富士宮市内をバスで周遊する観光客らの利便性向上をはかる。「世界遺産センター」で、富士山信仰の歴史や文化について学んだあと、「富士山本宮浅間大社」や「白糸の滝」などのさまざまな富士山の構成資産に触れ合え、世界遺産満喫の観光をスムーズに楽しむことができる。

 同日からは、新富士駅~富士宮駅~河口湖駅~富士山駅を結ぶ快速バス1日4往復(富士急山梨バスと共同運行)も、運行経路を一部変更し、「世界遺産センター」「湧玉の池(富士山本宮浅間大社最寄り)」に新たに停車する。これにより新富士駅のみならず、朝霧・本栖湖・河口湖方面と世界遺産センターも、乗り換え無しの1つの路線で利用できる。

 同社は「富士宮エリアの散策には、上記路線を含む対象路線が2日間乗り放題となる富士山西麓バス周遊きっぷ(大人2500円・39施設で割引特典が受けられるプレミアムパスポート付き)のご利用が便利でおトクです。話題の新スポットや静岡側から眺める絶景の富士山を、路線バスで巡ってみてはいかがでしょうか」とコメントした。

運行概要、新規路線「新富士駅~世界遺産センターアクセス線」

運行開始日:2017年12月23日(祝)

運行区間:新富士駅~富士宮駅~静岡県富士山世界遺産センター(新設)~浅間大社~白糸の滝~休暇村富士

※新富士駅~世界遺産センター間は特急運転(富士宮駅のみ停車)、世界遺産センター~休暇村富士間は各駅に停車(一般路線バスと同一停留所)

運行日:土日祝日および12/29~1/3、 8/13~16のみ運行

1日あたりの運行本数:

 新富士駅発・世界遺産センター経由 休暇村富士行き:2本

 休暇村富士発・世界遺産センター経由 新富士駅行き:2本

 世界遺産センター発 新富士駅行き:2本

主な区間の所要時間および運賃(片道):

 新富士駅~世界遺産センター:約35分、大人620円、子供310円

 新富士駅~白糸の滝:約60分、大人1,060円、子供530円

 新富士駅~休暇村富士:約80分、大人1,220円、子供610円

運行会社:富士急静岡バス株式会社

路線図・時刻表:別紙の通り

「快速バス 新富士駅~富士山駅線」経路変更について

変更実施日:2017年12月23日(祝)

変更内容:富士宮駅~静岡富士病院間の経路を変更。新たに「静岡県富士山世界遺産センター(新設)」「湧玉の池」に停車する。

※運行日、運行本数、前後停留所の運行時刻は変更なし

運行会社:富士急静岡バス株式会社、富士急山梨バス株式会社

路線図・時刻表:別紙の通り

【別紙】 路線図・時刻表

時刻表・路線図
時刻表・路線図

(参考)新設バス停「静岡県富士山世界遺産センター」について

参考

・同センター東側の神田川沿い、宮バス「大宮町」バス停を共用。同センターから徒歩2分

「富士山西麓バス周遊きっぷ」について

商品名:「富士山西麓バス周遊きっぷ」(2日間バスフリー乗車券)…下記路線が、 2日間乗り放題になるほか、提携施設の特典もついてくるお得な周遊きっぷ。 

適用路線

・新富士駅~世界遺産センターアクセス線

(新富士駅~世界遺産センター~休暇村富士)

・新富士駅~富士山駅線(幹線バス)

(新富士駅~世界遺産センター~河口湖駅~富士山駅)

※本栖湖線、下部温泉郷線も重複する区間は乗車可能

・富士宮駅~白糸の滝~休暇村富士線

・富士宮駅~大石寺入口~上条線

・富士宮市内定期観光バス「強力くん」※土休日運行(ご予約不要)

・鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス(ブルーライン/オムニバス)

・西湖周遊バス(グリーンライン/オムニバス・レトロバス)

・河口湖周遊バス(レッドライン/オムニバス・レトロバス)

【計8路線】

販売額:大人(中学生以上)2500円、子供(小学生)1250円

販売場所:新富士駅、富士宮駅、河口湖駅、富士山駅 ほか

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