沖縄美ら島財団 那覇市で活動報告会「美ら島再発見~動物、植物、琉球文化から迫る~」を初開催
2017年12月12日(火) 配信
沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)は2017年12月23日(土)、沖縄の動植物や琉球文化に関するさまざまな調査の活動報告会である「美ら島再発見~動物、植物、琉球文化から迫る~」を那覇市内で初開催する。
沖縄美ら島財団は、環境・文化の保全、産業振興への寄与などを目的として総合研究センターを設け、沖縄の動物・植物・琉球文化に関するさまざまな調査研究、技術開発を実施。その成果を知らせる学習プログラムを実施してきた。当日は、総合研究センター所蔵の標本などを展示した特設コーナー「親子で楽しめる!工作体験&さわれる標本」も開催する。
□「美ら島再発見~動物、植物、琉球文化から迫る~」
産業振興、県や国の文化財保全・復元、沖縄の希少な生物の保全など、社会的ニーズを踏まえたさまざまな研究成果から、とくに厳選した内容を紹介する。実際に担当した研究員自らスライドショーや配布資料により報告し、来場者の疑問にも答えていく。
日時:2017年12月23日(土) 午後1:30~午後5:00(午後1時受付開始)
※特設コーナー「親子で楽しめる!工作体験&さわれる標本」は、
午後2:00~午後5:00
場所:沖縄県立博物館・美術館1階 博物館講座室
(沖縄県那覇市おもろまち3-1-1)
定員:約100人 事前申込み ※当日受付可
料金:参加無料
プログラム:
午後1:30~1:40 主催者挨拶
午後1:40~2:10
①「沖縄美ら島財団・総合研究センターの教育普及活動
~沖縄の美ら海・美ら島を未来に引き継ぐために~」
発表者:泉 千尋氏(普及開発課)
午後2:15~3:05
②「琉球料理の継承~“琉球料理 美榮”を中心として~」
発表者:久場 まゆみ氏(琉球文化財研究室)
午後3:10~4:00
③「新しい花『ちゅらら』~絶滅危惧種リュウキュウベンケイの再発見、
そして新品種の開発~」
発表者:佐藤 裕之氏(植物研究室)
午後4:05~4:55
④「外来魚ティラピアの不妊化による駆除の試み
~古き良き沖縄の川を取り戻すために~」
発表者:岡 慎一郎氏(動物研究室)
同時開催 特設コーナー「親子で楽しめる!工作体験&さわれる標本」
総合研究センターが所有する貴重な標本や、触って観察できる標本の展示や、調査研究の内容紹介パネルの展示、工作体験を行う。
□問い合わせ・申込み先
施設名:一般財団法人 沖縄美ら島財団
住所:〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川888
tel:0980-48-2266
fax:0980-48-2200