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カヤック、17年最も検索された都市を発表

2017年12月21日
編集部:平綿 裕一

2017年12月21日(木) 配信 

福岡・天神の屋台街

旅行検索エンジンのKAYAK(カヤック)は2017年12月20日(水)、アジア太平洋地域(APAC)の訪日旅行者が、17年にKAYAK.co.jp上で検索した日本の都市に関するデータを発表した。

 「APAC地域の訪日旅行者が2017年に最も検索した日本の都市ランキング」では、10位中4都市が九州の都市だった。北九州市は昨年21位から7位に急上昇。近隣のアジア諸国から、ゲートウェイとして認知度が高まる北九州空港を持つ北九州市。アジア諸国でより身近な都市としての地位を確立している。

最も検索率が上昇した都市は福岡

2017年最も検索率が上昇した日本の都市

 「17年に検索率が最も上昇した日本の都市トップ3」のデータでは、平均の伸び率が東京129%、大阪166%、福岡198%と、福岡が最も高い検索率の上昇を記録。香港、インド、韓国、台湾は福岡がとくに伸びた。3都市すべてで検索率が上昇し、インバウンド需要は引き続き好調だ。

 KAYAK 日本カントリーマネージャーの山下雅弘は「全体的に日本の都市の検索率は前年に比べて増加している。日本がますます旅行先として注目されていることが分かる」とコメント。

10位中4都市が九州という結果に

東京・大阪と次いで福岡がランクイン

 「2017年に最も検索した日本の都市ランキング」では東京が1位、2位は大阪で、3位に福岡がランクイン。10位中4都市が九州の都市という結果となった。福岡にある「神宿る島」とも呼ばれる沖ノ島は、17年5月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)から世界文化遺産として登録を受けた。観光地としての魅力も磨きがかかっている。

最も日本への旅行を検索したシーズン

年末年始と夏休みが大半占める

 「最も日本への旅行を検索したシーズン」のデータでは、年末年始である1月や、夏休みのシーズンである7月が大半を占めた。日本とは冬と夏が逆転しているオーストラリアでは1月が夏休みとなり、それらを利用して旅行をする人が多いことが分かる。

 ※上記のデータは、17年1月1日~12月12日までの間でKAYAK.co.jp上で検索された、17年1月1~18年12月31日の旅行期間のエコノミークラスの往復フライト(1人当たり)のデータを抽出したものを、昨年の同期間のものと比較したデータ。

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