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エアビーが保険会社と初の包括連携協定

2017年12月22日
編集部

2017年12月22日(金) 配信

地域に根ざした住宅宿泊事業の拡大を目指す

エアビーアンドビーと損害保険ジャパン日本興亜はこのほど、地域社会に根ざした住宅宿泊事業の普及・拡大などに関する包括的連携協定を締結した。日本でエアビーが保険会社と包括連携協定を結ぶのはこれが初となる。

 エアビーは2008年に創業。世界191カ国6万5000以上の年に宿泊でき、さまざまな地域コミュニティとの触れ合いや、旅先で現地の文化とつながるユニークな旅行体験を提供し「暮らすように旅をする世界」の実現を目指している。

 一方、損保ジャパン日本興亜は損害保険事業を中心にデジタル技術の活用やSOMPOホールディングスグループのグループ会社間連携によるトータルサポートで、地域や社会の抱える課題に適切に対応し、「安心・安全・健康」な社会の実現を目指している。

 今回の包括連携協定では、エアビーの持つ新しい宿泊スタイルや旅行に関する知見と、損保ジャパン日本興亜とグループ会社によって提供されているサービスを融合。地域社会に根ざした安心で安全な住宅宿泊事業の普及拡大、さらなる品質の向上に資する商品やサービスの開発などを行うことで、国や地域が抱えている課題に対応し、社会の持続的発展に寄与することを目的としている。

 主な取り組み内容は、

①住宅宿泊事業サービスの質の向上に資するホスト業務支援サービスの検討・開発

②住宅宿泊事業サービスに関するリスク分析・新商品の検討

③エアビーアンドビーコミュニティ発展に資するサービス・枠組みの検討

④古民家再生支援、リノベーションに関する連携の検討

⑤地方創生に関する取り組みの支援

⑥そのほか両社が協議して必要と認める研究

―-の6つ。今後は、相互に連携・協力しさまざまな商品やサービスの開発・提供を行い、日本の国や地域が抱える社会的課題の解決に貢献していく。

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