冬本番!今年一番検索された温泉地は?
2017年12月22日(金) 配信
今年も残すところあと10日を切り、そろそろ師走の疲れがたまっている人も多いのでは……。日ごろの疲れを癒すため、温かい温泉に浸かってゆっくりしたいと考えている人も多いはず。阪急交通社は、2017年に検索された温泉地名のランキングを発表。年末年始に、温泉地への旅行を考えているならば、ぜひとも参考にしてほしいランキングだ。
2017年温泉ランキング
1位 銀山温泉(ぎんざんおんせん) | 山形県 |
2位 箱根温泉(はこねおんせん) | 神奈川県 |
3位 草津温泉(くさつおんせん) | 群馬県 |
4位 有馬温泉(ありまおんせん) | 兵庫県 |
5位 万座温泉(まんざおんせん) | 群馬県 |
6位 城崎温泉(きのさきおんせん) | 兵庫県 |
7位 熱海温泉(あたみおんせん) | 静岡県 |
8位 鬼怒川温泉(きぬがわおんせん) | 栃木県 |
9位 由布院温泉(ゆふいんおんせん) | 大分県 |
10位 道後温泉(どうごおんせん) | 愛媛県 |
ランキング1位は銀山温泉。ガス灯の灯りが木造の宿に映え、フォトジェニックな温泉地としてWebメディアに多く取り上げられたことが今年1位に輝いた要因として考えられる。そのほか、誰もが聞いたことある有名温泉地がランクインしている。
以下でランキングと共に、それぞれの温泉地の魅力を紹介する。
1位:
山形県尾花沢(おばなざわ)市にある銀山温泉は、ノスタルジックな雰囲気で人気の温泉地。銀山川沿いを散策すると、趣のある温泉宿が建ち並び、大正時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえる。冬には雪が積もり、より幻想的な雰囲気が広がる。ドラマやアニメの舞台となることも多く、フォトジェニックな温泉地として近年若い世代からも注目を集めている。源泉掛け流しの露天風呂がある温泉宿も多く、ゆっくりと温泉を楽しむことができる。
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2位:
箱根温泉は神奈川県足柄下(あしがらしも)郡箱根町にある、1200年もの歴史をもつ温泉。その温泉は全部で17を数える。人気のある温泉地だけあって、リーズナブルな宿から高級感のある客室露天風呂付の宿、ホテルまでたくさんの施設があるので、宿選びの楽しみを味わえる。
宿泊しなくても利用できる立ち寄り湯や足湯施設も充実しており、日帰りでも温泉を堪能することが可能だ。また、彫刻の森美術館や芦ノ湖の海賊船など観光スポットも多数あり、日中はアクティブに観光し、夜は宿でゆっくりと温泉につかるというプランもいいのでは。
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3位:
草津温泉は群馬県吾妻(あがつま)郡草津町にあり、毎分3万2300㍑以上の湧出量を誇り、温泉街ならではの湯けむりを楽しむことができる日本三大名湯の1つといわれている。温泉街の中心には、湯温の調整などを行う湯畑があり、草津温泉のランドマークとなっている。
この湯畑は夜になるとライトアップされ、ガラリと雰囲気が変わる。また、熱乃湯では湯もみと踊りのショーを毎日行っており、湯もみの体験コーナーもある。足湯施設も複数あり、また地元の方の生活のために設置された共同浴場もあるので、宿泊しなくても温泉を気軽に楽しむことができる。
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4位:
兵庫県神戸市北区有馬町にある有馬温泉。草津温泉に並び、日本三大名湯に数えられている有馬温泉には、赤茶色の「金泉」と無色透明な「銀泉」の二つの泉質がある。「銀泉」は飲める温泉としても知られていて、飲用すると食欲増進の効果が期待できるとか。
情緒あふれる温泉街では、足湯、お寺や神社を楽しみながら散策するなど、のんびり過ごすことができる。また、少し足を延ばせば六甲山のロープウェイ乗り場があり、高速バスを利用すれば三宮や新神戸まで約30分で行ける。神戸観光とともに楽しんでみては。
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5位:
群馬県吾妻郡嬬恋村にある万座温泉は、1年を通して自家用車で行くことができる日本最高所(標高1800㍍)の温泉として知られている。
温泉は乳白色の濁り湯で、湧出量が豊富であるため源泉掛け流しの宿が多数ある。また、湯温が80℃前後と非常に高いため、もくもくと湯気が噴き出し、濃厚な硫黄の匂いが漂う温泉地ならではのシチュエーションを楽しめる。
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6位:
兵庫県豊岡市城崎町にある城崎温泉は、開湯1300年を誇る古い温泉地。近年では「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に星2つで掲載されるなど海外からも注目を集めている。
温泉街には、7つの外湯があり、1日入浴券を購入すれば7つの湯を何度でも入浴することができる。城崎温泉ではこの「湯めぐり」が名物になっていて、浴衣姿で出歩く人が多く見かけられる。外湯には貸切風呂はもちろん、ジェットバス、ハーブの温気浴室などもあり、さまざまなバリエーションを楽しむことができる。
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7位:
1500年以上と熱海温泉の歴史は古い。かの徳川家康のお気に入りの温泉地だったともいわれていて、駅前の足湯は「家康の湯」と名付けられている。首都圏から新幹線で1時間程度、在来線でも2時間かからず行けるため、日帰り旅行先としても人気が高く、多くの旅館やホテルでは日帰り入浴が可能だ。また熱海城やさまざまな美術館をはじめ、夜になると幻想的にライトアップされる熱海サンビーチや熱海遊覧船など、多くの観光スポットがある。
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8位:
栃木県日光市にある鬼怒川温泉は、江戸時代からあったとされる温泉で、江戸と会津若松を結ぶ会津西街道の宿場町だった。東京の奥座敷と呼ばれ、無色透明、無味無臭の温泉は、なめらかな手触りで、肌にやさしい温泉として人気。鬼怒川ライン下り(4月中旬から11月下旬まで)やロープウェイ、江戸時代の街を再現した日光江戸村など、子供も楽しめる温泉地だ。また、名物であるゆば料理や金谷ホテルベーカリーなどグルメスポットも充実。
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9位:
由布院温泉は、大分県由布市湯布院町にあり、国民保養温泉地に指定されている。豊富な湯量を誇り、源泉掛け流しの旅館やホテルが多数ある。温泉街には、たくさんのショップやカフェ、食べ歩きの店などが並び、散策に最適だ。由布院温泉のシンボルともいえる観光辻馬車は、約50分をかけて温泉街周辺をぐるりと一周。馬と一緒に記念撮影も楽しめる。
そのほかにも、由布院を一望できる展望台、イギリスの村を再現した湯布院フローラルヴィレッジなど、人気の観光スポットが多数ある。
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10位:
愛媛県松山市にある道後温泉は、夏目漱石「坊っちゃん」の舞台。その歴史は古く3000年前からある温泉地とされており、「日本書紀」にも登場する。外湯文化があり、日帰り温泉施設が充実していて、足湯、手湯施設も多数ある。なかでも国の重要文化財に指定され、道後温泉街のシンボルとされている道後温泉本館は外せない入浴施設であり、観光スポット。「霊(たま)の湯」と「神の湯」の2つの浴室を楽しめるほか、「坊っちゃん」にちなんだ個室を見学できたり、坊っちゃん団子が味わえる。
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