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京都丹後鉄道でリニューアル実施、海の絶景を楽しむ旅に

2018年1月17日
編集部:平綿 裕一

2018年1月17日(水) 配信 

海をじっくりと眺めることができるように

京都丹後鉄道(丹鉄)を運行するWILLER TRAINS(寒竹聖一代表)はこのほど、観光列車「丹後くろまつ号」と「丹後あかまつ号」のリニューアルを行う。丹鉄沿線の旅をより楽しんでもらうため、客へのアンケート結果をもとに実施。顧客目線に立った戦略で集客をはかっていく。

 2018年3月18日(日)の運行開始に先駆け、1月18日(木)午前10時から、丹鉄HPで申込受付を開始する。「ぜひこの機会に京都丹後鉄道でしかできない観光列車の旅をお楽しみください」(同社)。 

人気のスイーツコース復活、海の絶景も

 客の要望に応え、14~15年度に実施され好評だった「スイーツコース」が丹後くろまつ号に復活する。「ランチコース」「スイーツコース」は田園風景を走るルートから、丹鉄沿線で一番の絶景スポットである「由良川橋梁」と「奈具海岸」を走るコースに変更。地元の人とふれあえるマルシェへの立ち寄りや、すべてのコースで地元特産物の土産を持ち帰れるようにした。

<丹鉄沿線イチの絶景スポットで食事が楽しめる>

 ランチコースとスイーツコースは、丹鉄沿線で一番の絶景スポットである「由良川橋梁」と「奈具海岸」を走行。「由良川橋梁」で速度を落として走行し、「奈具海岸」の絶景スポットで一旦停車。きれいな海をゆっくりと眺めながら、食事を楽しむことができる。

 今回復活したスイーツコースは、西舞鶴にある地産地消のイタリアンレストラン「アメイロビストロアルル」が、丹後くろまつ号のためオリジナルスイーツメニューを考案した。丹後くろまつ号の車内でしか食べられない、竹炭を使った黒いロールケーキ「くろまつロールケーキ」を提供する。

<駅マルシェで特産物と地元住民とのふれあいも楽しめる>

 車外イベントとして東雲駅(ランチコース)で、丹鉄沿線の特産物が並ぶ駅マルシェを開催。丹後ならではの土産品の購入や、地元住民との触れ合いも楽しみの1つ。

 天橋立駅(ブランチコース、スイーツコース)では丹後王国が運営する「丹後王国シーサイドバル」で、地ビールか、自家製ソーセージを1人につき1品を提供していく。さらに乗車客全員に、丹後地方の特産品をセットにした土産も用意している。

<丹後くろまつ号乗車客限定、丹鉄フリーきっぷを特別価格で販売>

 丹後くろまつ号の利用特典で、丹鉄フリーきっぷを700円の特別価格で購入できるようになった。3月18日(日)から駅及び丹後くろまつ号車内にて購入可能。

乗車時間が拡大、ゆったりとした旅へ

 丹後あかまつ1号の乗車時間が拡大。より観光列車の旅をゆったりと楽しめるようになった。新サービスとして、丹後あかまつ号車内でのインスタントカメラを使った記念撮影(有料)や、丹後ならではの土産を用意している。

<より使いやすいダイヤに変更 途中下車をして観光もできる>

 運行ダイヤを見直し、乗車時間を49分から1時間10分に拡大した。1号の発車時間を10分遅らせた。これにより西舞鶴駅で、特急との接続がゆとりをもって行えるようになった。

 丹後あかまつ3号では、丹後由良駅で約30分間の停車時間があるため、停車中に近くにある京都・丹後の造り酒屋「ハクレイ酒造」などを観光できる。乗車券で後続列車への乗車も可能で、のんびり観光を楽しむこともできる。

「丹後くろまつ号」

ここでしか体験できない食と空間

 ここでしか体験できない食と空間。丹後の魅力を味わい感じるダイニング列車。木材をふんだんに使い、窓には京すだれ、壁には松のデザインをあしらった車内は和モダンな雰囲気。地元の特産品も展示している。

・『ブランチコース』 6500:福知山駅10:03発⇒天橋立駅11:53着

・『ランチコース』 1万800円:天橋立駅12:48発⇒西舞鶴駅14:50着

・『スイーツコース』 5500円:西舞鶴駅15:30発⇒天橋立駅16:45着

≪共通≫

定員:1コースあたり30人

定期運行:金曜・土曜・日曜・祝日

2018年1月18日(木)10時から申込受付開始(乗車日の3カ月前)

貸切運行:月曜・木曜

2018年1月10日(水)10時(4~6月運行分の受付)

「丹後あかまつ号」

ゆったりと景観を楽しめる

  木目調のインテリアが温もりとやすらぎを与える観光列車。ソファ席、カウンター席など、さまざまなタイプの座席を有す。車窓からゆったりと景観を楽しむことができる。

・『丹後あかまつ1号』:西舞鶴駅10:29発⇒天橋立駅11:47着

・『丹後あかまつ2号』:天橋立駅12:00発⇒西舞鶴駅12:49着

・『丹後あかまつ3号』:西舞鶴駅13:44発⇒天橋立駅15:09着 (丹後由良駅にて30分程停車)

・『丹後あかまつ4号』:天橋立駅15:31発⇒西舞鶴駅16:27着

≪共通≫

料金:運賃+540円(乗車整理券)

定員:33人

定期運行:月・木・金・土・日・祝日

2018年1月18日(木)10時から申込受付開始(乗車日の3カ月前)

貸切運行:火・水

2018年1月10日(水)10時(4~6月運行分の予約受付)

WILLER TRAINS株式会社 会社概要

【所在地】京都府宮津市字鶴賀2065-4

【代表者】代表取締役 寒竹聖一

【設立】2014年7月

【事業内容】第二種鉄道事業

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