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AIコンシェルジュの利用状況を発表 ホテル日航成田

2018年1月17日
編集部:謝 谷楓

2018年1月17日(水) 配信

ホテル日航成田では、「トリップ AIコンシェルジュ」を活用し、スタッフの業務負担の軽減に取り組む

ホテル日航成田はこのほど、AI(人工知能)コンシェルジュの利用状況を発表した。昨年12月の提供以降、約1カ月間で407件の利用があった。

 「トリップ AIコンシェルジュ」は、リクルートライフスタイルが提供するチャット型の問い合わせサービス。施設へのアクセスや予め登録された質問に答えることができる。未登録の質問については、ホテルスタッフへの問い合わせを促す仕組みとなっている。

 近年、人材不足に悩む宿泊施設は多い。オンライン化による増加と相まって、効率的な問い合わせ対応が求められてきた。対策の一環として、AIサービスを導入する老舗旅館も出てきた。スタッフの負担軽減だけでなく、売上アップを実現した施設もある。同ホテルでも、スタッフの負担軽減につながったという。

 AIサービスを有効に活用するためには、ユーザーが抱く質問を網羅し、登録漏れを防ぐことが大切。ユーザーの抱く素朴な疑問をすぐに解消することで、予約数増加を期待できる。

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