「地域の魅力に気が付くのは外から訪れた人」と小泉議員語る
2018年1月17日(木) 配信
旧軍港市日本遺産活用推進協議会は2018年1月17日(水)、東京都内でフォーラムを開いた。内閣官房「明治150年」関連施策推進室の共催。旧海軍「鎮守府」のまちとして日本遺産認定を受けた神奈川県横須賀市と広島県呉市、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市が今後の連携などについて語り合った。このなかで、来賓としてあいさつした小泉進次郎衆議院議員は「地域の魅力に気が付くのは外から訪れた人」と述べた。
小泉議員は自身を「日本遺産旧軍港四市を知ってもらうための応援団」と語り、4市の魅力を「力を合わせることで、単独では実現できないことを可能にできること」と評価した。一方で、4市には眠っている魅力がいまだ多くあるとし、「これからも4市が連携し、多くの人に足を運んでもらい、発掘するべきだ」と訴えた。
また、多くの人が驚くような光景も、見慣れている地元住民には日常風景であり、気が付くことができないとし「地域の魅力に気が付けるのは地元愛が強い地域住民ではなく、“外から訪れた人”。地元にいるから当たり前だと思うもののなかに、たくさん宝がある」と断言。
今後、旅行会社などからも、活用できていない地域の宝を教えてもらうべきだとしたうえで、「活用にあたって国の立場からできることがあるときに力を発揮するのが、地元選出の国会議員。国や県や市など連携することで、まちをさらに元気にできる」と主張。「世の中を変えるために、やらなければならないことがたくさんある」と参加者に訴えた。