もてなし研修を手軽に仮想空間で パソナら開発
2018年1月22日(月)配信
仮想空間内で「おもてなし」研修が可能に。パソナとキャプラン、VR(仮想現実)コンテンツの開発などを行うSynamonはこのほど、 「VR おもてなし研修」を共同開発。宿泊施設や観光協会などのサービス業社に、2月から提供を開始する。
研修は、 訪日観光客への接遇機会が多い「インフォメーションセンター」と「店内」、「ホテル」「レストラン」の4つの場面を設定。同じ仮想空間内に入った講師がアバターで登場し、基礎的なやり取りから応用まで、受講者のレベルと習熟度合いに応じて最適な学習プログラムを提供する。最大4人まで同時接続が可能。ヘッドマウントディスプレイと通信環境があれば、手軽に受講でき、研修会場の準備などの必要がない。VRを活用することで、遠隔地にいながら研修を受けられるだけではなく、休憩時間など空いた時間も受講可能にした。また、仮想空間内では、カギや資料などの受け渡しも可能で、リアルな場面研修を実施できることも強みになる。
質の高いもてなし研修プログラムを提供できるのも、サービスの魅力。パソナと共に研修プログラムを開発したグループ会社のキャプランは、これまでも接客応対や異文化コミュニケーションの研修をサービス業関係者に実施。観光列車のトレインクルーなど最上級のサービスが求められる人材研修でも実績を上げている。
□サービス概要
サービス開始時期:2018 年 2 月(予定)
料金:初期費用30 万円、月利用料30万円~(税別)
※料金は企業規模・対象者数・利用回数により異なる。
問合せ: パソナ PASONA CAREER COLLEGE 事務局
Tel:03-6734-1060
E-mail:k.kensyuh@pasona.co.jp