秋田でご当地レンタカー、体験ツアーも視野に
2018年1月24日(水) 配信
秋田県で、レンタカーを観光促進に活用する取り組みが始まった。地元で自動車販売やレンタカー事業に携わるドラグーン(鎌田学代表)が手がけるもので、第1弾として、車内インテリアに秋田の伝統工芸「川連漆器」の技術を取り入れる。
「走る伝統工芸で、寄り道の旅。」をコンセプトに、ハンドルとコンソールパネルを漆で仕上げた。活用したのは、「川連漆器」で培った漆塗りの技術。艷やかで手触りの良さが特徴だ。天井とシートには「秋田八丈」を用い、職人が仕立てるなど、見えない部分にもこだわる。秋田の伝統工芸を、より手軽に、深くしってほしいという。
同社は、関連企業とも連携する予定で、車内インテリアに利用した工芸品を購入できる仕組みもつくる。
なお今後は、第2弾企画としてレンタカーを使ったご当地体験ツアーの開催を予定しており、旅行業への本格な参入に向け準備を進めている。