民泊物件の説明文を翻訳、より外国人目線に
2018年1月26日(金) 配信
米国エクスペディアグループの民泊会社ホームアウェイはこのほど、韓国の総合翻訳プラットフォーム会社Flitto(フリット)と、物件主に向けた翻訳サービス提供で業務提携した。ホームアウェイは世界190カ国で200万件以上の登録物件を有する。フリットのサービスは173カ国で750万人以上が利用。5年連続で過去最高値を記録したインバウンド市場を見込み、多言語化による市場拡大の機会を提供していく。
日本政府観光局(JNTO)によると、17年の訪日外客数(推計値)は前年比19・3%増の2869万1千人で過去最高となった。「日本が旅行先として世界的に注目されている現状や、日本人物件オーナー・海外利用者からの要望を受け、業務提携に至った」(ホームアウェイ)。
今回の提携で、英語・中国語をはじめ、最大18言語で物件概要の説明文を用意できるようになる。幅広い言語で物件タイトルや物件説明文の掲載をすることで、物件売上の最大化が期待できるという。
フリットに登録する3千人以上のプロ翻訳家の中から、民泊物件説明や旅分野に明るい人も指名できる。直接連絡を取りながら翻訳依頼が可能で、物件の長所など、より外国人目線の物件タイトル、説明文を掲載することが容易になる。
初回特典としホームアウェイオーナー限定クーポンを発行する。特典終了後もホームアウェイオーナーに限り、フリットを恒久的に10%OFFの割引価格で利用し続けられるようにした。同社は「ホームアウェイは同提携のみならず、オーナーやユーザーの利便性向上のため、今後もさまざまな業務提携を予定している」とさらに事業を加速させていく考えだ。
□提携概要
開始日: 2018 年1 月25 日
対象者: ホームアウェイ物件オーナー
初回特典 : 2018 年3 月31 日までに下記条件を満たしたオーナーに米ドル10㌦ 分の無料クーポンをプレゼント (※クーポン使用は1 アカウント当り1 回限り。使用時の金額制限はなし)
初回特典付与条件 :フリットプラットフォームでアカウントを作成すること
初回特典終了後 : フリットの翻訳サービスが10%OFF の割引価格で利用可能