山麓に氷の世界が出現 熊本県・旭志に“真っ白茶畑”が誕生
2018年2月2日(金) 配信
熊本県菊池市(江頭実市長)はこのほど、旭志(きょくし)の山麓に突如、氷の世界が出現したことを発表した。
□山麓に氷の世界が出現!?
氷の世界の正体は、旭志の農家・中山繁雄さんが栽培する約30㌃の茶畑。低温に弱いとされる茶葉「さえみどり」を栽培している。
この茶畑では、水を撒き、茶葉を凍らせる「散水氷結法」という栽培方法を採用。低温に弱い「さえみどり」だが、凍っている間は温度が0度前後に保たれるため低温になり過ぎず、茶葉の品質を保つことができる。
冬場には、気温が0度になるとスプリンクラーが自動で散水される。今年はとくに寒い日が続き、何度も水をかけられ厚い氷ができたため、このような真っ白な茶畑が誕生した。
“真っ白茶畑”が見られるのは氷が溶けるまでの期間限定。今年は2月上旬まで観賞できると予想されている。
なお、一番茶の収穫時期は4月下旬。「さえみどり」を使った商品は、ネットショップ「菊池まるごと市場」で購入できる。名峰・鞍岳の麓、きれいな水と豊かな自然の中で育ち、生産者の愛情をたっぷり受けて出来上がったお茶は、芳醇で上品な香りと深い味わいを楽しめる。
動画:
□“真っ白茶畑”の概要
所在地:熊本県菊池市旭志麓2926-16 付近
鑑賞可能期間:12月~2月の気温が低い日。※今年は2月上旬まで(予想)
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