KAYAK、「予約タイミング別 見込み節約率の高い旅行先ランキング」を発表
2018年2月14日(水) 配信
旅行検索エンジンのKAYAK(カヤック)はこのほど、同サイト上で予約タイミングごとに、節約率の高い旅行先を順位付けした「予約タイミング別 見込み節約率の高い旅行先ランキング」を発表した。
旅行日まで比較的ゆとりのある3カ月前から、1カ月前の「直前予約」まで、旅行予約のタイミングによっては最大で50%近くも平均して節約が見込める旅行先もある。早めのプランニングがお得な旅行を実現する重要な要素であることが明らかとなった。
□1カ月前の「見込み節約率」が最も高い都市はラスベガス
旅行日の1カ月前に予約した場合の「見込み節約率」が最も高い都市はラスベガスとなった。そのほか、バルセロナやフランクフルト、ロサンゼルスなど一般的に渡航費が高価なイメージのある旅行先がランクイン。人気の欧米観光都市への旅行も、予約のタイミングで、大幅に旅費を節約できることが判明した。
短~中距離の旅行先では、国内旅行先の定番となりつつある石垣島だけでなく、釜山やシドニーも上位に入った。とくに3月の石垣島は、日本で一番小さなヤエヤマヒメボタルを観賞できるバンナ公園も観光スポットとして人気を博している。
□近距離旅行予約は2カ月前、人気の欧州諸国は3カ月前が狙い目
旅行日の2カ月前に予約した場合、平均価格と比較して、上海やクアラルンプール(マレーシア)は潜在的に50%近くの節約が見込まれる。ランキングでは、国内から大阪と札幌、福岡の3都市がランクイン。人気の国内観光都市への旅行予約は2カ月前にすることで、旅費の節約につながりやすい。
一方、3カ月前に予約した場合、日本からアクセスしやすい人気の香港や台北は、潜在的に40%近くの節約が見込まれる。ランキングでは、アムステルダムやミラノなど欧州人気観光都市が大半を占め、長距離旅行では3カ月以上前からの旅行プランニングが節約のカギであることが窺える。
※上記のデータは、2017年1月1日から2018年1月21日までの間にKAYAK.co.jp上で検索された、旅行期間が2017年1月1日から2018年1月21日のエコノミークラスの往復フライト(1人あたり)のデータを抽出したもの。
※ランキング内の「見込み節約率」は、一年を通して任意の旅行日におけるエコノミークラスの往復フライト(1人あたり)の価格が最も高価な月と安価な月とを比較し、各旅行先の潜在的な節約率を算出。「見込み節約率」は指定の指定の検索範囲のフライト価格に基づいており、変動する可能性がある。