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横浜のMICE向け施設、通称は「パシフィコ横浜ノース」 2020年の開業目指す

2018年2月16日
編集部:謝 谷楓

2018年2月16日(金) 配信

パシフィコ横浜がMICE向け施設を新設。通称は「パシフィコ横浜ノース」に決定。2020年の改行を目指す

パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場、鈴木隆社長)が、MICEの受入体制充実をはかる。同社はこのほど、2020年開業予定の複合型ビジネスイベント施設の通称と正式名称を発表した。通称は「パシフィコ横浜ノース」で、「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター」が正式名称となる。

 2016年、神奈川県では190件の国際会議が開かれ、国外から2万人以上の誘致を果たしている。新しく誕生する「パシフィコ横浜ノース」では、5千人規模のパーティー(立食スタイル)を開催でき、スクールとシアター形式でそれぞれ4千~6千人の収容可能な多目的ホールを用意する。会議室も多彩で、全42室を設ける。

国内都市別 国際会議開催件数(上位10位)。神奈川県は190件(2016年)と、全国で7位に位置する(日本政府観光局「2016年国際会議統計」を基に本紙が作成)

 地下1階、地上6階建てで、延床面積は4万7千平方㍍。東京ドーム1個分の規模感となっている。パシフィコ横浜に隣接しており、リゾートトラスト社による新ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」も開業予定となっている。MICEの開催は、世界に対して地域を発信する機会であるとともに、富裕層の来訪需要の創出にもつながる。横浜市は、官民連携による施策で、誘致増を目指す構えだ。

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