維新博第二幕、4月開幕 龍馬記念館リニューアル(高知県)
2018年2月20日(火) 配信
![](http://www.ryoko-net.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/02/10★第一幕は140万人を超える来場者があった」と報告-1024x680.jpg)
高知県は1月30日、大阪市内のホテルで旅行会社や報道関係者を集め、観光説明会を開いた。
同県では歴史観光をテーマにした博覧会「志国高知幕末維新博」を昨年3月から開催中。今年4月21日から来年3月31日まで(予定)を、「第二幕」と位置づけ、県内25会場を設定し、県内周遊をPRする。
第二幕の目玉となるのが、高知市桂浜に建つ「高知県立坂本龍馬記念館」。リニューアルのため休館していたが第二幕開幕日となる4月21日にグランドオープンする。
リニューアルでは新館増築と既存館(本館)改修を実施。本館と渡り廊下でつながる新館は地上2階・地下1階の鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は1947平方㍍。坂本龍馬の生涯をたどる常設展示をはじめ、さまざまなテーマで龍馬や幕末維新期に迫る企画展を開催する。
常設展示室では、龍馬の誕生から江戸での修行時代、脱藩、勝海舟との出会い、薩長同盟、そして大政奉還にいたるまでを貴重な実物資料とともに時系列に沿って紹介する。
説明会で同県観光振興部の吉村大副部長は、4月20日まで実施中の第一幕の状況について、維新博23会場合計で140万人超(1月25日時点)と、目標を大幅に上回る入り込みがあると報告。「維新博終了後も、魅力ある観光地づくりを進めていく」と強調した。
説明会終了後は旅行会社と高知県側関係者との個別商談会も行われた。