北海道ホテル&リゾート 楽天トラベルブロンズアワード受賞、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選入選
2018年3月1日(木) 配信
北海道富良野市・旭川市・芦別市でホテル業を営む北海道ホテル&リゾートは、楽天トラベルブロンズアワードをホテルナトゥールヴァルト富良野とグループホテルの旭川パークホテルが受賞するとともに、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」にナトゥールヴァルト富良野が入選した。
□楽天トラベルアワード2017とは
日本全国約3万の登録宿泊施設の中から1年間で顕著な実績、高い評価を得られた宿泊施設に贈られる。「楽天トラベルレンタカーアワード2017」「楽天トラベル 日本の宿アワード2017」「楽天トラベル ブロンズアワード」「楽天トラベル シルバーアワード」「楽天トラベル ゴールドアワード」の5部門の賞からなる。
北海道ホテル&リゾートが運営する「ホテル ナトゥールヴァルト富良野」、グループ会社が運営する「旭川パークホテル」はブロンズアワードを受賞した。これを記念して、特別プランを販売する。
・ホテル ナトゥールヴァルト富良野 特別プラン
・旭川パークホテル 特別プラン
□第43回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(企画部門)」に入選
昨年12月の発表で第43回を迎えた全国の旅行会社からの投票による宿泊施設のランキング。旅行新聞新社が主催している。発表はもてなし、料理、施設、企画の4部門とその総体評価となる総合で各100施設を選出している。ホテル ナトゥールヴァルト富良野は「企画部門」で初の入選を果たした。
プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選入選を記念して特別プランを販売
□北海道ホテル&リゾートの歴史と今後の展開
民宿「北誠荘」から始まり、1991年バブル崩壊後に開業した。ドラマ「北の国から」やラベンダー観光で堅調に業績が推移していたが、1995年 阪神・淡路大震災後は経営が悪化。現ナトゥールヴァルト富良野を買収され、現社長の小林 英樹氏が買収先のアルファーヴィラに再入社した。買収先でも業績を上げ続け、2006年に、ナトゥールヴァルトを買い戻した。
その後、飲食店や旭川パークホテルの買収など多角化を進め、事業拡大をはかるも2011年の東日本大震災後、再び経営危機に陥った。業績回復のため経費削減を徹底したが、理想のホテルからかけ離れることに。業績悪化だけでなく、「じゃらんクチコミじゃらん3・4点、楽天クチコミ2・8点」と顧客満足度も下がり悪循環に。
2012年、個人の財産をすべて投げ売る覚悟ではじめた経営再建が、現在の「満足度経営」のはじまりだ。それを実現するため、「顧客満足度」と「従業員満足度」の向上に取り組んだ。顧客満足度を高めるために、支配人の森川氏と女将を中心にサービス部を新設。コンセプトは「『旅人の第ニの我が家』。親戚のお家に遊びにきたような対応を。」。独自アンケートも実施し、「顧客満足度」を数値化。従業員全員で共有し、実証・実験を繰り返した。
「従業員満足度」あっての「顧客満足度」として、業務の改善による労働時間の短縮や、新人でもすぐに戦力になるような教育の仕組みづくり、部下の評価を高めるための管理職向けの評価制度の整備などを次々と実施した。その結果、2011年2・8億円だった年商が、2015年には5・8億円(見込み)とV字回復。「じゃらん3・4点→4・6点」、「楽天口コミ2・8点→4・4点」と、「お子様に優しい、ママに嬉しい人気宿へ」と変ぼうを遂げた。
今後は、より「顧客満足度」を高めるための設備投資やサービスの付加はもちろん、それを実現するため、さらなる「従業員満足度」の向上に努めるという。2017年4月には芦別スターライトホテルの指定管理業者となり、芦別市はもとより近隣都市からの集客を増やすため、販売促進に取り組んでいる。多店舗展開のメリットを生かして、札幌を中心とした都市部からの誘客および道外観光客の誘客につなげ、道央の魅力を発信していく。
□会社概要
商号 :北海道ホテル&リゾート株式会社
代表者 :代表取締役 小林 英樹
所在地 :〒076-0034 北海道富良野市北の峰町14-46
事業内容:ホテル・旅館の運営