兵庫・豊岡市 玄武洞ミュージアムがリニューアルオープン
2018年3月2日(金) 配信
兵庫県最大の石の博物館「玄武洞ミュージアム」(兵庫県豊岡市)は1971年に開館して以来、今年で46年目を迎え、2018年3月24日(土)にまったく新しく生まれ変わりグランドオープンする。
これまで世界の石の花・華の博物館として、世界中から集めた珍しい石を中心におよそ4千点余りを収蔵。併設する国の伝統工芸品、豊岡杞柳細工を展示する「豊岡杞柳細工ミュージアム」と共に、地元を中心に長きに渡って親しまれてきた。
新博物館は、総工費8億円、延べ床面積1,500平方㍍で、博物館コンテンツのさらなる充実とホスピタリティをパワーアップしたサービス施設棟を新設。玄武洞に纏わる“石の展示”をメインに、“地質の歴史”から“生物、生命の歴史”へと解説の幅を広げ、訪れる来館者のさまざまな目的に応えられる展示構築を行った。さらに飲食・物販棟も充実させ、まったく新しいオリジナルメニューを提供する。
□ミュージアム概要
テーマ:ジオ ミュージアム~玄武洞公園と一体化した地域の観光ミュージアム~
名称:玄武洞ミュージアム
所在地:兵庫県豊岡市赤石1362番地
tel:0796-23-3821
開業:2018年3月24日(土)
施設機能:博物館棟及び飲食・物販施設棟
サービス設備:駐車場/70台、バス/5台
レストラン 席数/52席 100平方㍍(展望テラス席あり)
入場料:大人800円(中学生以上)、子供400円(小学生以上)、幼児300円(5歳以上の未就学児童)
営業時間:午前9:00~午後5:00
定休日:水曜日(※祝日、春・夏休み期間、GW、SWは休まず営業)
その他施設:ミュージアムショップ 500平方㍍
<玄武洞ミュージアム全体>
1Fでは「玄武洞と玄武岩・山陰海岸ジオパークと人々の暮らし(伝統工芸の杞柳細工など)」、2Fでは「鉱物の美しく不思議な世界・化石で見る生命の歴史」をわかりやすく体感できる。光る石のコーナーやカンカン石の楽器などの人気展示に加えて、アジアゾウやティラノサウルス・翼竜ほか、大型化石や楽しいハンズオンも加わる。また、かご編みや石のペンダント作りの体験も楽しめる。
<アクセス>
・北近畿豊岡自動車道 日高神鍋高原ICから約20㌔㍍ 35分
・城崎温泉から14㌔㍍(大型バス) 20分
・城崎温泉から4㌔㍍(自家用車) 10分
・コウノトリの郷公園から約7㌔㍍ 12分
・出石城下町から約19㌔㍍ 30分
・神鍋高原から約27㌔㍍ 45分
・京丹後市夕日ヶ浦温泉から 35分
・山陰近畿自動車道 京丹後大宮ICより 50分
・JR玄武洞駅前より当館運営「渡し船」 7分
利用の際は連絡をお願いしている。(TEL:0796-23-3821)
<事業者>
事業者:公益財団法人玄武洞ミュージアム 株式会社玄武洞観光
総事業費:8億円
延床面積:1,500平方㍍(うち飲食物販棟500平方㍍)
展示面積:1F/342平方㍍、2F/419平方㍍
<制作>
制作総指揮:田中榮一(公益財団法人玄武洞ミュージアム 館長 理事長)
設計・監理:株式会社いるか設計集団
施工:株式会社川嶋建設
展示プロデュース:有限会社ケイ・ファクトリー