KAYAK 「桜シーズンに人気の旅行先ランキング」を発表
2018年3月16日(金) 配信
KAYAK(カヤック)はこのほど、同サイト利用する国内旅行者とAPAC(太平洋地域)からの訪日旅行者が選ぶ「桜シーズンに人気の旅行先ランキング」を発表した。花見シーズンの3月中旬~4月末を対象期間として、日本・太平洋地域の旅行者の検索データ調査を行った。訪日旅行者が最も検索したのは東京や大阪の2大都市。一方、国内旅行者が最も検索した地域は沖縄だった。
□桜シーズン、3~4月の検索率は17%上昇
調査では、APACからの訪日旅行者の検索率は1~2月に比べて、桜シーズンの3~4月は17%増加することが分かった。とくに注目を集めたのは東京。調査対象の11カ国中7カ国で1位に輝いた。約4㌔に渡って桜並木が広がる目黒川沿いが、都内でも有数の夜桜スポットとして好評を博しているという。「散策コースとしてはもちろん、随所に架かる橋からの眺めは、フォトジェニックなスポットとしておすすめ」(同社)。
訪日旅行者の間で常に人気の高い関西エリアでは、奈良県の吉野山など桜の名所が多くある。国内外の旅行者を魅了する吉野山では、シロヤマザクラを中心に約3万本もの桜が咲き乱れる。一目に千本見える豪華さという意味で「一目千本」と称されている。
東京や大阪以外の2大都市以外では、福岡や札幌、沖縄などが上位にランクインした。3月中旬~下旬で桜の見ごろを迎える福岡は、本州よりも早いタイミングで桜旅ができる。
訪日インド人旅行者の検索ランキングをみると、4位に広島が入った。広島には世界遺産に登録されている嚴島神社がある。周辺に広がる約1900本もの桜は、海と桜と世界遺産が織りなすフォトジェニックな桜スポットとして関心を集めているようだ。
※上記のデータは、2017年1月1日~2018年3月3日までの間にKAYAK.co.jp上で検索された、旅行期間が2018年3月15日から2018年4月30日のエコノミークラスの往復航空券(1人あたり)のデータを抽出したもの
※同ランキングはKAYAK.co.jpを利用する旅行者全体の検索数データの推移を調査したもので、「お花見」を目的とした旅行のみに限定したデータではない