西国三十三所「インスタ映えスポット」約120カ所を公開
2018年3月19日(月) 配信
日本最古の巡礼道「西国三十三所」は3月19日(月)に「インスタ映えスポット」約120カ所を公開した。33の各礼所にある歴史的な建造物や仏像、自然豊かな風景などを紹介している。今後は季節や行事ごとにさらに増える見通し。西国三十三所は2018年に草創1300年を迎え、今回は記念事業の一環として実施した。
西国三十三所の巡礼路の総距離は、約1000㌔におよぶ。和歌山、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、滋賀と近畿圏を包むように伸びている。中世日本の首都であり文化の中心地である京都に3分の1の霊場が集中していることから、観音信仰文化と巡礼文化は全国に広まった。現在では海外からも注目を集め、多くの外国人が訪れる世界的な巡礼路になっているという。