倉本聰氏監修レストラン 新富良野プリンスホテルに
2018年3月20日(火)配信
北海道富良野市の新富良野プリンスホテルは、ホテル敷地内に作家・倉本聰さんが監修したレストラン「ル・ゴロワ フラノ」を2018年5月28日(月)に開業する。
「ル・ゴロワ フラノ」は、倉本さんが唱える「創(そう)」の思想に基づいたレストランだ。「創」の思想とは、現代の文明社会に忘れられた“自らの知恵で生み出すことの面白さ、愉しさ”のこと。レストランでは、“食材を育む人”、“それを調理する人”、“提供する人”、“味わう人”が直接つながることで、ただ食べるだけではない面白さや愉しさを感じることができると考えている。倉本さんは、店舗デザインやメニュー監修、店舗の命名、ロゴデザインを行った。
料理を手がけるのは「北海道 食のサポーター」で、東京・表参道で北海道食材にこだわったレストランとして名をはせた「ル ゴロワ」のシェフ大塚健一さん。大塚シェフは「食材は穫れた場所で食べるのが一番おいしいし、命を感じるこの富良野の地で料理を食べていただいたらお客さまが幸せになれる」と考え富良野へ移住し、倉本さん監修のもと生産者への敬意を重んじたメニューを考案していく。
新富良野プリンスホテルは1988年に開業し、今年12月24日に30周年を迎える。富良野はドラマ「北の国から」に代表される倉本さんの作品で、国内外に広く認知された観光地となった。プリンスホテルではこれまで、「ニングルテラス」や「Soh’s BAR」、「珈琲 森の時計」、「風のガーデン」など、倉本さんの「創」の思想に基づく施設を創ることで富良野の発展に寄与してきた。倉本さんの理想とする新しいレストランを設けることで、「創」の思想を体感できるエリアとして更なる訴求を目指すという。
□施設概要
【店舗名】 ル・ゴロワ フラノ
【開業日】 2018年5月28日(月)
【場 所】 新富良野プリンスホテル 敷地内(ホテルより徒歩3分)
【店舗面積】 142㎡ 地上1階建て
【席 数】 35席(ホール17席、個室14席、カウンター4席)
【営業時間】 ランチ 正午-午後2:30(ラストオーダー 午後1:30)
ディナー 午後5:30-同9:30(ラストオーダー 午後8:30)
※ランチ、ディナー共に予約制
【定休日】 毎週月・火曜 ※季節により定休日に営業し、振替休日をとることもある
【予約・問合せ】 TEL:0167-22-1123 (午前10:00-午後5:00)