外貨を電子マネーに交換 日本旅行の関西3支店で端末導入
2018年3月22日(木) 配信
日本旅行(堀坂明弘社長、東京都中央区)はこのほど、ポケットチェンジ(青山新社長、東京都港区)と提携し、海外旅行などで余った外貨(紙幣や硬貨)を国内で使える電子マネーや、各種ギフト券への交換が可能となる。
3月22日には、日本旅行のTiS京都支店(JR京都駅構内)、同23日はTiS大阪支店(JR大阪駅構内)、同24日にはTiS三ノ宮支店(JR三ノ宮駅構内)と、関西エリアの利便性の高い店舗に順次、ポケットチェンジ社が開発した専用端末を導入。「通勤や通学、買い物などのついでに、余った外貨を電子マネーに交換して有効活用できる」(日本旅行)とし、今後は全国で導入店舗を拡大していく考えだ。
また、日本円を、自国で使える電子マネーに交換できるため、訪日外国人旅行者も活用できる。
通貨はドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、日本円。言語は日本語のほか、英語、中国語(繁体/簡体)、韓国語に対応。名前やメールアドレスなど、個人情報の入力も不要。操作は①居住国/交換したいサービスを選択②外貨を投入口に投入③交換レートなどを確認し、希望のICカードをかざしてチャージ――で完了。
交換可能な電子マネーは、WAON、楽天Edy、Amazonギフト券、WeChat(微信)など20種類以上で対応する。