世界の人気観光地1位はパリ トリップアドがランキング発表
2018年3月20日(火) 配信
トリップアドバイザーはこのほど、サイト上で旅行者が高く評価した観光都市・島をランキング化した、「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光地ランキング2018」を発表した。世界一の観光地に選ばれたのは「パリ(フランス)」となった。日本のランキングでは、「東京23区(東京都)」が5年連続の1位に輝いた。今年は10回目となり、世界各地から402の観光地が選出された。
ランキングは16年12月~17年12月の約1年間に、同サイトに投稿された各都市や島の観光施設・宿泊施設・レストランの口コミの量、評価、予約関心度をもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。
パリ市長のアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)氏は「2016年から我われは専門家と共にパリの観光を復活させるべく尽力してきた。長期的な戦略を持ち、プロモーションしてきた結果が報われたのだと思う」とコメントした。
トリップアドバイザーの予約データを分析したところ、テロ攻撃などの事件は間違いなく観光に短期的な影響をおよぼすが、パリのような大都市では、数週間ほどで観光客が戻ることが分かった。 2015年のテロ事件以降、パリを訪れる観光客の数は大幅に減少していた。その後回復し、「今では再び世界中の観光客に愛される人気の観光地となりました」(同社)という。
※「トラベラーズチョイス™世界の人気観光地2018」は下記から参照可能
世界トップ25都市
アジアトップ25都市
日本トップ10都市
□トップ10ランキングと平均宿泊単価
日本、世界、アジアの観光地トップ10を比較すると、 1泊あたりの宿泊費が最も高いのは「箱根町」で、平均で4万6300円することが分かった。最も安かったのは、「カトマンズ」の7100円。お得な割合が最も高かったのは、「クレタ」で訪問時期によって36%も宿泊費を抑えることができる。
※1:2018年トリップアドバイザーのホテル価格より算出
※2:平均単価が最も安い月の算出は、トリップアドバイザーに掲載されている旅行予約サイトやホテルが、 2018年4月1日から2018年12月31日の期間に提供している宿泊料金をもとに算出したもの。 3月20日現在のレートを適用して1ドル106円で換算し、 10の位を四捨五入して算出。