インバウンド向けガイドツアー開始、夜の渋谷を探索 (渋谷区観光協会)
2018年4月3日(火) 配信
渋谷区観光協会は4月2日(月)、訪日外国人旅行者向けのガイドツアー(有料)を始めた。運営するウェブサイトを通じ、外国人向けボランティアガイドの提供で実績を持つベンチャー企業(ジェイノベーションズ、大森峻太代表)との提携によるもので、青ガエル案内所(東京・道玄坂)にて、随時受け付ける。対応言語は英語のみとなる。
本紙の取材に対しては、「ウェブなどでの情報発信は行っていないものの、3月に行ったトライアルでは、案内所でツアーの存在を知ったうえで後日、参加するユーザーも表れるなど、評判は上々」(渋谷区観光協会)とのこと。初日(昨日)に行われたナイトツアーには8人が参加した。
ツアー内容は昼の部(SHIBUYA WALKING TOUR、1時間、1人1千円)と、夜の部(SHIBUYA NIGHT TOUR FOOD&DRINK、2時間、1人3千円)の2コース。夜の部は、案内所が営業を終了する午後6時からはじまり2時間掛けて道玄坂や円山町を散策する。道中、たこ焼きや日本酒を堪能するほか、アイドルライブの鑑賞も組み込んだ(飲食費は別途)。昼の部は午前11時以降、1時間ごとの開催を予定しつつ、随時申し込みも受け付ける。
同観光協会では今後、さまざまなベンチャー企業との連携も視野に入れている。ユーザーからの反響次第では、ウェブ経由での発信や予約も行う予定だ。海外向けオプショナルツアーサイトでの販売も検討する。