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パーティーに約500人参加、日本酒で乾杯推進会議 3万人の会員獲得目指す

2009年10月21日
編集部

 日本酒で乾杯推進会議(代表=石毛直道国立民族学博物館名誉教授)は10月2日、東京都内で総会・フォーラムと、パーティーを開き、約500人の会員が参加した。

 同会議は「日本酒で乾杯!」という言葉を象徴とし、国内で失われつつある日本文化を広く啓蒙していこうと2004年に設立された。活動方針などに関しては、学術や芸術、食文化、スポーツなどの各界有識者で組織する「100人委員会」を中心に議論を重ね、総会・フォーラムや地方大会などの開催にも取り組んでいる。

 総会では石毛代表が会議の活動について報告。引き続いて行われたフォーラムでは、備中神楽「酒造りと大蛇退治」の上演や「酒と芸と」と題して、俳優の小沢昭一氏と民俗学者の神崎宣武氏が対談した。

 パーティーでは、全国の酒造メーカーが持ち寄った55種類の日本酒が並び、参加者はそれぞれの特徴を楽しんだ。

 現在の会員数は約2万2千人。事務局を務める日本酒造組合中央会では、3万人の会員獲得を目指して、広報活動に力を入れている。年会費などは無料。

 問い合わせ=推進会議事務局 電話03(3501)0108。

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