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JTBが「雲仙仁田峠プレミアムナイト」発売へ 地域一丸となって雲仙天草国立公園を演出 

2018年4月9日
編集部:平綿 裕一

2018年4月9日(月) 配信 

「源星かけ流し」雲仙妙見岳展望台で360度の 満天の星空へ

 

JTBは 2018年4月6日(金)から、「雲仙仁田峠プレミアムナイト」の販売を始めた。仁田峠と妙見岳には、1956年から16年8月まで一般観光客は誰一人足を踏み入れていない。今年も同企画だけに通行が許されている貴重な体験が売り。満足度は95%の人気の企画で、地域一体となったおもてなしが顧客の心を掴んでいるようだ。

 雲仙は、一説よると比叡山・高野山よりも早くから霊場として栄えていた。女人禁制の山であり、歴史は1300年前に遡るという。雲仙妙見岳は日本初の国立公園・特別保護区に指定されている。落ち葉ひとつ持ち帰ることができない神聖な場所として、今もなおその生態系を守っている。

 長崎県と雲仙市、雲仙温泉観光協会、雲仙旅館ホテル組合、仁田峠着地型観光実行委員会、 JTB旅館ホテル連盟長崎支部らと、同企画を協同開発した。長崎県・雲仙市の協力のもと、16年から「雲仙仁田峠プレミアムナイト」を行ってきた。昨年までの2年間に約3千人が参加。今年は「ミヤマキリシマのライトアップ」「源星かけ流し」という新しい取り組みを加える。「雲仙地区の地域活性化を目指し地域と共にお客様に感動を提供していく」(同社)と意気込みを語る。

「満開のミヤマキリシマ」をライトアップ

 そもそも一昨年に、同企画は雲仙地区の地域活性化の中心的な着地型観光プログラムとして企画した。仁田峠循環線開通初の夜間通行と、雲仙ロープウェイ初の夜間運行を組み合わせた。環境省・長崎県・雲仙市と雲仙ロープウェイの協力を得て実現に至った。雲仙温泉地区の宿泊施設を中心に、観光関連施設と雲仙温泉観光協会と話し合いを重ね、宿泊需要や観光消費拡大などを目指してきた。

 雲仙温泉の地元有志とは、「お客様の満足を追求する」という思いを共有。客の表情やアンケート結果などから、成果と反省の集約と共有を繰り返し、運営とプログラムを磨き上げてきた。

 17年秋期の参加者900人中の587人がアンケートに回答。「みんなで盛り上げていることが素晴らしい(20代女性)」「地元の方が一生懸命でとても心が癒されました(50代男性)」など、地域一丸となった取り組みが好評を博している。

 また訪れたいといった声も多く、「地元の有志をはじめ、関連する自治体や事業者と同じベクトルでプログラムの開発と運営を進めてきたことが、満足度につながった」(同社)とみる。

アンケート結果

ツアー概要

実施期間:2018年5月15日(火)~5月21日(月)

旅行代金:大人1人3千円 子供1人1500円

行程:島鉄バス雲仙営業所 ・・・・ 仁田峠循環道路 ・・・・雲仙ロープウェイ ・・・・ 妙見岳展望台 ・・・・雲仙ロープウェイ ・・・・ 島鉄バス雲仙営業所

所要時間:約2時間

出発時間:1回目午後7:00 / 2回目午後8:00

募集人員:各出発日各回40人(最少催行人員は各回1人)

予約方法:JTBホームページの現地観光プラン

雲仙仁田峠プレミアムナイト
http://www.unzen.org/premium_night/
雲仙仁田峠プレミアムナイト今年も開催!仁田峠の夜間ロープウェイは夏期、秋期に期間限定で開催されるイベントで、夜景と星空を眺めることができる絶景スポットです。

 

全体の運営に関しては雲仙温泉観光協会とJTB長崎支店が共同で実施する。

※過去2年同様に8月と10~11月にも開催予定

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