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ハイ・サービス日本300選に、星野リゾートなど

2009年11月21日
編集部

 サービス産業生産性協議会(代表幹事=牛尾治朗ウシオ電機代表取締役会長)は10月26日、「ハイ・サービス日本300選」の第7回選定として、リゾート運営・再生を手がける星野リゾート(長野県)やイベントプロデュースの小布施堂(同)、学習塾の開倫塾(栃木県)、まちづくり推進のまちづくりトップランナーふじのみや本舗(静岡県)、観光・集客のパム(沖縄県)など計27の企業・団体を決定した。同29日には東京都内で表彰式を行った。

 「ハイ・サービス日本300選」は、サービス産業全体のイノベーションや生産性向上に資する先進的な取り組み事例を表彰するもので、2007年から始まった。前回までに165企業・団体が表彰されている。今回はとくに教育・学習に関するサービス業を中心に、リゾート運営、金融機関、ITコンサルタントなど幅広い分野で選んだという。

 今回選ばれたうち、星野リゾートは、バブル崩壊後の業界低迷、リゾート法の改正などに危機感を覚え、1995年に事業内容をリゾート運営業に特化。顧客満足度調査結果を重視したサービス提供を実施するとともに、従業員のモチベーション向上・労働生産性を向上させる諸施策を導入し、経営破たんした多くのホテル・リゾートの再生黒字化に成功している。

 また、開倫塾は経営品質向上活動に取り組み、(1)社内ベストプラクティス(2)同業他社(3)異業種それぞれのベンチマークを行い、自社のサービスレベルおよびベストのサービスレベルを知り、PDCAサイクルによってより良いサービスの提供を徹底している。

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