ANA 来年4月から、国内発券手数料を半減、JATA「現行維持を強く要望」
全日本空輸(ANA)が来年4月から旅行会社に払う国内線航空券の発券手数料を、現行の5%から2・5%に引き下げる意向を発表。これを受けて、日本旅行業協会(JATA)は11月18日に開いた会見で、「ANAに対して、代理店契約制度の内容の維持を強く要望していく」考えを示した。具体的な要求はできないが、「航空業界と旅行業界が協力して需要拡大していくべきではないか」との姿勢を主張していく考えだ。大手旅行会社は個別に航空会社と交渉している一方、協会として「中小旅行会社の会員の立場を航空会社にいかに代弁していくかが今後の課題」としている。