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旅行記の共有サイトが登場、組織・団体も利用可 (トリプル)

2018年4月11日
編集部:謝 谷楓

2018年4月11日(水) 配信

旅行記を投稿・共有できるプラットフォームが登場した。投稿者への質問も可能。各国観光局や地域の観光協会など、団体組織からの投稿も可能だ(イメージは同社報道資料より)

旅行記の共有サイト「トリプル」が注目を集めている――。大阪を中心に事業を展開するトリプル(野上雅弘代表)が、開発・提供するサービスで、昨年12月からサービスを開始した。旅行好きが想い出を記録し、ディープな情報収集も可能なプラットフォームを目指す。

 「さまざまなOTA(オンライン旅行会社)が登場し予約手配の利便性が向上してきました。プロのライターを起用する情報発信サイトや口コミサイトも多く、人気を集めています。旅が身近になるなかで、旅先での想い出を残せ、かつ情報収集もできる旅人主体のプラットフォームが少ないことに気がつきました」と、同社の野上代表は本紙の取材に答えてくれた。

 自身が旅好きということもあり、商業主義とは少し距離を置いたプラットフォームの創出を目指してきた。野上代表は、外資IT企業で経験を積んだあと渡米。帰国後は約5年間、大阪を中心にレンタルスペース事業を展開してきた。「事業が好調に推移してくれたこともあり、旅行記共有サイト“トリプル”の立ち上げを決意しました。目下の目標は、2年間掛け、月間UU(ユニークユーザー)数10万人を達成することです」と語る。

 一般ユーザー向けのサービスではあるものの、各国の観光局や地方行政の観光担当者、観光協会、観光関連事業者らによる投稿も歓迎とのこと。ユーザーにとって有益な情報提供であれば、発信主体は問わない。質問やコメントを受け付ける機能もあるため、各団体・組織にとっては、ユーザーとの双方向コミュニケーションをはかる媒体としても活用できる。デスティネーションの紹介や情報発信の場(媒体)としても利用してほしいという。タイアップ企画なども随時受け付ける。

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