立山黒部アルペンルートが全通、現行トロバスの運行は今年で最後
2018年4月11日(水) 配信
4月15日(日)、立山黒部アルペンルート(長野県大町市)がいよいよ全線開通となる。長年親しまれてきた「トロバス」(関電トンネルトロリーバス)に乗車できる最後のシーズンでもある。台湾など、インバウンドからの人気も高い「雪の大谷」(立山室堂平)とともに楽しみたい。4月15日(日)には信濃大町駅で全線開通を記念したセレモニーを催す。
全線開通は11月30日(金)まで。部分開通となる立山駅~弥陀ヶ原間はすでに開通済みで、4月14日(土)で終了となる。アルペンルートの行き来に必要となる切符は、ウェブサイトから事前予約が可能。「平日割WEBきっぷ」も販売しており、現地窓口で引き換え後に利用できる仕組みだ。有効期限は片道・往路ともに、引き換えから5日間。下記ウェブサイトから、カレンダーの日にちを指定したうえで購入できる。
平日きっぷ 対象期間 |立山黒部アルペンルートhttps://tateyama-kurobe.alpen-route.com/tkkippu/jp/period.html
標高3,000m級の峰々が連なる、北アルプスを貫く山岳観光ルート。webきっぷを販売しております。
ウェブサイトにある「混雑予想カレンダー」では、立山駅と室堂、扇沢の混み具合や時間帯別の混雑度を掲示。オリジナルのタイムスケジュールを作成できる機能も用意した。出発前に一度確認してほしいという。
第25回となる「立山・雪の大谷ウォーク」は全線開通後、6月22日(金)まで実施する。25周年を記念したイベントも行う予定だ。