近場で短い旅行が主体、JTB年末年始の旅行動向
JTBが発表した年末年始の旅行動向(09年12月23日―10年1月3日)によると、今年はカレンダーの曜日配列が良くないため、近場で短い旅行が主体となる傾向が強いという。海外旅行人数は前年同期比4.1%減の56万5000人、国内旅行人数も同2.5%減の2850万人とともに減少する見通し。
海外旅行の出発のピークは12月29、30日。円高ウォン安が続く韓国の人気が高まっている。また、旅行代金が高い時期を避け、年始の3連休(1月9―11日)を利用するケースも目立つ。
国内旅行はETC割引の定着で乗用車の利用が増加。高速道路からアクセスの良い観光地が客足を伸ばす傾向が強まっている。